アーユルヴェーダでいうワイディア(医者)とは | ヘナ遊で手作りヘアケア!ハーブシャンプー白髪染め

アーユルヴェーダでいうワイディア(医者)とは


左の写真の中央が、昨日のブログ アートビーングのヘナやハーブを製造をしている人たちとは、どんな人? で紹介したジェイン社の社長のジェインさん。驚くべきは、まはの写真。ひげぼうぼう……。なんてったって、これ、大概10年くらい前の写真だよなーーー。いつもジェインさんとは会っているが、だからこそ、意外と写真がない。ってことで、昔の写真で失礼します。この写真は、良質なアーユルヴェーダ・ハーブを作りつづける・・・ジェイン・ハーバル社社長ジェイン氏の記事にて掲載したもの。

で、この間、プネー市郊外にあるシアガート大学という薬学部の講演会にジェインさんといった。そのときにジェインさんとまはは、薬学部の学生たちを前に、ハーブについて講演したんだけど、まはの前に、ジェインさんがいろいろとハーブについて話していて、ちょっと驚いたことがあった。彼は、かれこれ60年ほど前、彼が10歳くらいのころ、おじいさんのお手伝いでハーブを山から集めてきて、薬を作っていたのだという。ジェインさんのおじいさんは、「ワィディア」と呼ばれる民間治療をする村医者だったそうだ。村医者といっても、別に、国から開業を認められた資格のある村医者じゃない。ジェインさんのおじいさんは、人の治療をする素質があって、病気の人がいると、山からハーブをとってきて、のませたり、塗ったり、そんな民間治療をやっていたところ、その評判が広がり、噂を聞いて、大勢の人がやってくるようになったんだそうだ。いわゆる伝承医療のドクターということになる。ジェインさんのおじいさんは誰に習ったのでもなく、直感的に治療をしていたのだという。
それで、ジェインさんは、おじいさんのお手伝いとして、おじいさんの替わりに、患者さんのために、ハーブを集めて、乾燥させて、それを粉にして、渡すのが仕事だったという。ジェインさんとハーブとの付き合いは、おじいさんを通じてはじまったのだという。

ちなみに、アーユルヴェーダのドクターのことも、「ワイディヤ」という。昔は、今と違って、医者は国家が資格を与えるものじゃなかった。素質がある人間が、人々に認められて「ワイディア」となった。ある意味、これって、民主主義だよね…人々が決める。。。ところがいつの日か、「ワイディア」は国家が資格を与えるようになった。そして、知らない間に、「ワイディア」は、人々を本来の健康な状態に戻していくという使命を忘れてしまったかのように見える。

ジェイン社社長のジェインさんにも、実は、ワイディアの素質がすごくあるのを、まはは知っている。ただ、彼は、良質なハーブを届ける、という、その使命を果たすことに決めたようだ。そして、彼がめききをするハーブは、いつも良質で妥協がない。


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