ヘナ作柄良好 成長が一段と進む | ヘナ遊で手作りヘアケア!ハーブシャンプー白髪染め

ヘナ作柄良好 成長が一段と進む

インドのヘナの大産地ソジャットに向かうには、まず、近隣と都市ジョドプールに向かう。
ジョドプールからはタクシーを2時間飛ばしてソジャットに入る。途中、下水道が逆流氾濫して、大変に臭い水溜りに遭遇。
ACのきいた車中が悪臭に見舞われ息苦しくなった。

2時間ほど進むと、道の両脇に広大なヘナ畑が見えてくる。とりあえず、どこでもいいからと、ドライバーに車を止めてもらい、ヘナ畑に降りて、様子を見てみることにした。

太陽を求めて、すっと伸びあがるヘナの葉。良質のヘナの条件は、雨が降り、雨間に強い太陽がぎんぎらと照りつけることだという。雨だけ降っても太陽がなければ、ヘナが成長しない。もし曇り勝ちで、日照時間が少ないと、ヘナの葉を食べるヘナ虫が発生してしまう。

ヘナの葉を食べるヘナ虫!




ヘナ虫には、黒いものと、緑色のものがいる。この虫は太陽が照りつけるとどこかへ消えてしまう。曇りが続き、日照時間が少ないと、どこからか出てきてヘナの葉を食べる。今年のヘナ虫の状況はと聞いたところ、大したことはないという。この10年、ヘナ虫は大して発生していない。10年と少し前、日照時間が極端に少ないとき、このヘナ虫が大量に発生し、農薬が使用されたことがあるという。ただ、21世紀に入って一度もヘナ虫は大量発生していないため、農薬は使用されていない。

雑草抜きのヘナの周辺の土起こし




ヘナ虫を撮影しているとき、ふと見ると、もうヘナの花が咲き始めている!!!可憐なヘナの白い花………ヘナの花には、白いものとピンク色のものがある。ヘナの可憐な花の、その傍らで、ヘナ畑の草抜きと土起こしが行われている。

今年は雨が多いため、ヘナ畑には雑草が勢いよくヘナを覆ってしまうために草抜きに忙しいという。ヘナの株の周辺の草を抜いて、土を起こし、水が土にしみこみ安いようにして、次ぎの雨を待つ。こうすると、ヘナが大きく育つ。もし雑草抜きを怠ると雑草に負けてしまい、ヘナの成長が阻害されてしまうそうだ。また、土起こしも必須で、ヘナの周辺の土を起こして雨がしみこみやすいようにしておくことで、根に水がいきわたり、株が大きくなるのだという。これは初めて知った。