モニプラで当選しました。


昭和30年代、長崎。カステラの香りに包まれた記憶の中には、

明るくて、ちょっと迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、

振り回された家族の姿があった――。(小学館HPより)


この本はさだまさしさんが還暦を迎えた日(2012年4月10日)に

発売された自伝的実名小説です。

$きちんときれいに


とにかくこのお父ちゃんおもしろすぎ。


だまされそうになった人に、逆にやりかえしたり、

やくざの組長に「叔父貴」と呼ばれたり(お父ちゃんはヤクザではない)

28億円もの借金を息子に背負わせても少しも悪びれなかったり。

でもたくさんの人々に「お父さんが大好き」と慕われてしまう。


この本にはお父ちゃんのスーパーマンぶりがたくさん書いてあるけれど、

どれもこれもさだまさしさんの愛にあふれた文章がすばらしく、

笑えて泣ける、誰が読んでも楽しめる家族小説です。

このお父ちゃんとお酒飲んだら、さぞかし楽しかっただろうなと思いました。


しかし28億円もの借金を返したさだまさしさんはお父ちゃんと同じくらい、

いやもっとすごいかも…。


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