パラオの被害状況を、赤十字が報告書発表(12月3日付) | help-palau 台風30号被害の「パラオ」の支援情報ブログ 

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2013年11月、台風30号で甚大な被害を受けたパラオの復興支援のため、各種情報を収集・翻訳します。2chやTwitter、Facebookなどで情報拡散して下さってる方、ありがとうございます!

パラオ赤十字が台風30号(ヘイアン)被害の報告書を英文公開しました(2013年12月3日)
http://www.ifrc.org/docs/Appeals/rpts13/IBtyPal031213.pdf

・多くの家屋が大損害を受け、電気や水の供給が数日間停止したにも関わらず、死亡者は幸いゼロ
・パラオ政府は、教育施設・ライフライン・医療・農業・公共や家屋の6分野に渡る被害総額を594万5150ドルと推定
・合計415の家屋が損害、39家屋は完全に破壊された(その内、22の家屋は北部ケヤンゲル)
・11月8日、大統領は国家非常事態宣言と、緊急援助や復興のためにスーパー台風緊急資金の148万ドルを発動することにサイン
・今までに、コロールとバベルダオブの129世帯に緊急救援物資を配布。
(飲料水、防水シート、ジェリー缶(燃料などを入れる19リットル缶)、タオル、石鹸、蚊取り線香、非常用照明、ガスコンロ)
・11月15日、パラオ大統領は、職員らとケヤンゲルを訪問。いくつかのビルを除き、すべてが完全に破壊されていることが判明。
(原文:This visit revealed the full extent of the devastation there, with few buildings remaining intact. )
・すべてのインフラと、農作物の多くが完全に破壊されていた。
・11月18日、政府は、これから3か月から12か月で実施されなければならない緊急復興計画の活動や予算などをまとめた。

・台風の翌日、被災したケヤンゲル島に緊急物資をヘリコプターで第一弾を届けた
・ケヤンゲル島から子ロールの国際文化センターへ避難していた41人にも、食糧や飲料水、ベッド、衣服、携帯トイレなどを提供された。
・被災した最大270世帯は、緊急の食糧・飲料水や救援物資を必要に応じて受け取った