ワタクシが | たぶん大丈夫。

ワタクシが

ずいぶん前のことやけど、
桂雀々さんって落語家さんが「人は誰しも”ワタクシが”というものを持っている」とゆーてた。
「ワタクシが」ってゆーのは簡単にいうと、「私のこれを見てください」って心理のこと。

例えばカラオケ。
歌いたいだけなら風呂場なり、空き地なり、wiiで歌うなりすればいい。
でもやっぱり「私の歌を聞いて欲しい」って心理があるんやろうと。
最近独りカラオケに行く人も増えてるみたいやけど、それも殆どがみんなの前でより上手に歌うための練習って事なんやろう(ホンマにひとりで発散するってのもあるみたいやけどね)。

この「ワタクシが」。
人によってその存在の多い少ないはあると思うけど、誰しもが持っている心理なんやと思う。
多分、人間らしい部分であり、発展のために大切な心理なんやと思うけど、
場合によって、これが足を引くこともある。


例えば、何かのプレゼンで。
最初は「これを導入することであなた方の生活はこんな風に変わります!」とか「こんなステキなことがおこります」とかで始まる。

でも途中で誰かに不備等を指摘されたときに・・・

「イエ、この考えは間違っていません」であったり「それはそうかもしれないが、これでも大丈夫」とか。
そんな内容になってしまうことがよくある。
挙句の果てには「資料にはこう記載されておりますが、私の考えではこうでした」とか言いよるww


もちろん勝負に勝てるなら勝つ方がいいし、勝つことを目指して準備をしないといけない。
だけど、もし負けてしまったなら、次へつながる負け方をする、ってのも大切。
仕事ができる人は、連戦連勝なんじゃなくって、負けるときは上手に負けている人なんやと思う。
上の例では上手に負けている、と言えんわな。


つまりこれは「ワタクシが」が作用してるねんな。

間違った考えを持ったやつだと思われたくない、アホだと思われたくないとか、そんな心境なんやろう。
ホンマに相手にとって最適な提案をしたいのであれば、その指摘を吸収したうえで再提案するのがいいんやろうね。
もちろん、再戦の機会がない事も多々あるし、負け戦なりにフォローしないといけないこともある。
だから状況によっては「ワタクシが」心理ではなく、理論的な判断に基づき取り繕わないといけないこともある・・・んやろう・・・けど・・・
多分実際は「ワタクシが」が作用してるんやろうなww


また、「イヤ、俺はそーゆーの柔軟に受け入れるタイプだよ」って人。
指摘されたことは真摯に受け止め、懸命に改善案を検討し、再チャレンジする。

でも・・・
それって、物分りのいい人とおもわれたい、柔軟な思考をするタイプだと見せたい・・・とゆー「ワタクシが」心理じゃないかな。


まぁ、「ワタクシが」がおることは悪いことじゃない。
ちゅーか誰しもが持っている。


多分、自分が攻めているときなんかは、「ワタクシが」心理が効果的になったりするんやろな。
でも負けているときはきっと、コイツが邪魔をする。
コイツのせいで上手に負けられない。


「ワタクシが」を上手に制御できると・・・


仕事ができる人になるのかも・・・


しれんけど・・・





ま、それだけではあかんけどな ← ヽ(`Д´)ノ ダイナシヤデシカシ !


























たぶん大丈夫。



たぶん大丈夫。大丈夫かな専務からのお願いたぶん大丈夫。



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