7月20日に登りました。
長野県へ行く用事があり、主人が金曜日に休みを取って行ったので、せっかくだからと近くの山へ登ることにしました。
最初は、行った日に登って帰りは観光しながら帰って来たいと思っていたのだけど、スムーズに走ったのに3時間以上も掛かってしまいました。
まだらお温泉の横にキャンプ場があるので、そこにテントを張っていたら、12時半を過ぎてしまったので、この日に登ることは諦めて、周辺を散歩した後は温泉に入ってのんびりしました。
今回、初おろしのテントですが、フライが重くてビックリしました。
3人用で両開きなので、広いし風が通るので、夜は網戸にして寝たら、とても快適でした。
最後に山歩きしたのは、6月30日で柏木山だったので、約3kmくらいしか歩いていませんでした。
その前は、鬱の悪化で寝たり起きたりの状態だったし、6月の最初の土曜日はパソコン教室に参加。
翌週は、ZOOMでの講義を受けたり通院したりで、精神的にかなりダメージを受けていて、登山が出来ませんでした
そんなこんなで、那須岳へ行って以来の登山。
筋力が落ちているのは明らかでした。
そして斑尾山は、登りに『急ですごくキツイ』と多くの人が言っている場所があります。
長く車に乗っていたことで、腰や股関節に痛みが出ていたし
最近の天候不順で膝もズキズキしてて、不安しか無い登山でした。
それでも朝6時半には出発して、歩き始めは足の痛みを感じていたけど、奥へ入って行くと気分が上がって、余り痛みも感じなくなっていました。
途中には、紫陽花ロードというほど長く、両側にヤマアジサイの咲いた道がありました。
このあと、噂の急登に入るのですが、このコースの道標は
登山道入り口に無いんですよ。
道を歩いて出た所には道標があるんだけど、次に入る登山道の所には、何も無いの。
そしてペンション街なんかあるから、横切る道が広いの。
主人も私もスマホ地図を見ながら歩いていたから、少し歩いて見て「こっちじゃ無いよ、あっちだよ」って感じ。
まだらお温泉から登る人は少ないのかなぁって思ったけど
登山道全体に、適切な道標が無いやまだったので、スマホ地図は必須という感じでした
いよいよ噂の急登を登り始めて直ぐ、雨が降って来ました。
密度の高い樹林帯だから・・・って思ってそのまま歩いていたんだけど、本降りになってしまって慌ててレインウェアの上着を着ました。
そして主人は「持って来なかった」と。。。。。
なので、急登の途中で「進か下山か」の話を何度もして、天気予報も何度も見て「じゃあ下山するか」って数m下りだすと「やっぱり行こう」
数m登ると「雨強いよなぁ。やっぱ下りるか」って数m下る
これを3回くらい繰り返したあと、私がブチギレ
地図を見て、天気予報を見て「あと30分で山頂。雲はキャンプ場の方へ移動してる。下山したらずっと雨の中を歩く事になる。天気予報は変わって早く雨が上がるとなってる。だったら登ちゃった方が良く無い」
ってことで、そのまま登山を続けることになりました。
ただし、雨でビッショリに濡れている主人です。
心配でしたよ、低体温所のことが。
でも幸いにも、この山は低山でこの時の気温は26℃もあったし、雨も全く冷たく無いものだったし、風もそよそよ位しか吹いていなかったので、低体温所になる確率は極めて低いと判断しました。
それに、主人が着ていたTシャツは、まだ新しい物で吸汗速乾機能がしっかり働いていた。
という好条件が揃ったからできたことです。
レインウェアは、例え晴れていても持って行ってくださいね
急な所を登り切って、さらに登って行くと斑尾山の山頂に
着きました。
斑尾山の山頂は、すごく広いんだけど展望はありません。
木の間から覗くように、下界が少し見えるだけです
なので、約10分の大明神岳まで行くことにしました。
これはブログのトップ画像です。
『山が好き!!』のブログでは、登山道も詳しく書いているので、お時間がありましたら、お立ち寄りくださいな。
登る時に、あんなにザーザー降っていたから、期待はして無かったんだけど、雲が切れてかなり見えてくれたので良かったです。
ただ雨が上がって気温が高いから、小さい虫がスッゴク多くいて、気持ち悪かったのでゆっくりする事が出来ませんでした。
なので斑尾山の山頂へ戻ってから、パンを食べて休憩したのですが・・・
これが凶と出てしまいました。
私も主人も、何だか分からないけど虫に刺されてしまったのでした。
2人ともタイツを履いて、虫よけスプレーもしていたけど
登りの雨で流れちゃったのかもですね。
キンカンを付けたけど、痒くて痒くて辛かったし、家に帰ってから見たら、熱を持って腫れてるし内出血みたいに赤紫になって、ふくらはぎ全体に広がっていました
色が消えたのは、1週間経ってからでした。(塗り薬をつけていましたよ)
そんなこともあって、ここでもゆっくり休憩する事は出来なかったんですよね。
そして下山は、斑尾スキー場の方へ回りました。
距離は長くなるのですが、こっちのコースは眺めがすっごく
良かったですよ。
遠くに日本海も見えました。
眺めは良いんだけど、ここへ出て来る前から膝の痛みが強くなって、すごく辛かったのに下の開けてる方まで下らなければなりません。
主人はドンドン歩いて行ってるけど、私は牛歩のように少しずつしか足を前に出せません。
途中で主人が待っててくれて、私の手を掴んで私は後ろ向きに歩いて降りました。
膝が痛い時は、後ろ向きに歩くと不思議なくらいに痛く無いんですよぉ。
ただし、傾斜がキツイ所や曲がった道などでは危険なので
誰かに手を支えてもらうなどしてくださいね。
坂の上から腕を引っ張るように持ってもらうと、歩きやすいです。
それでも歩く時は、足元をずっと見ながら下るので、首や腰が痛くなってきて、時々前向きに歩くんだけど、やっぱり膝が激痛。😣
このスキー場からテント場までは、まだ1時間40分くらいも歩かなければなりません。
私は途中で何度も立ち止まり、両足を揃えて真っ直ぐに伸ばし、両手で膝を押して足の裏側から足首までを伸ばしては歩いてを繰り返していました。
もう泣きたい位に辛かったんですよ。
出来る事なら、ここまで車で迎えに来てって気分。
でも車は入って来れないし、歩けなければ救助要請するしか無いですからね。
見かねた主人が、私のザックを背負ってくれました。
ザックを渡した途端に、足腰がスっと軽くなりました。
ザックの重さって、こ~んなに足腰へ負担になってたんだ
って改めて感じた瞬間でした。
でもだからって、す~と歩けるようになった訳では無く、相変わらず数m歩いては立ち止まりストレッチしたり、後ろ向きに歩いたりを繰り返して、騙しだまし歩いた感じでした。
後ろ向きに歩いてて前向きに変えた時、
主人の姿は見えなくなっていました。
水筒・・・・・持ってっちゃった。。。。
私も疲れすぎて判断力が鈍っていたんですね。
主人には「先に行ってテント撤収しといて」って言いながら
水筒を持つのも忘れたんですから。😅
でもそこから30分ちょっと歩いただけで、テントまで戻れたから良かったです。
車に戻って直ぐに、クエン酸ゼリーを飲みました。😄
結局、コースタイムを40分もオーバーしちゃいましたよ。
斑尾山は、全然動いて無かった人が1か月ぶりに歩けるような山では無かったってことですね。
天気も悪かったし、この山は元気な時にリベンジしたいです