JFL第12節 松本山雅FC×町田ゼルビア | CZOブログ

JFL第12節 松本山雅FC×町田ゼルビア

2011/5/22  14:00KO


松本山雅FC 2-0 町田ゼルビア

【得点】

山雅 飯田真輝

山雅 須藤右介



《試合経過》

後ほど?



《試合感想》

信州ダービーに行ってないので自分の中で山雅の今シーズン初勝利でした。

素直に「これだよ、山雅は」と思える試合でしたね。


まるで快進撃を続けていた半年前の山雅を見ている様でした。

システムは4-4-2。

ディフェンスラインと中盤のエリアでしっかりとブロックを作る様な守備から入ったサッカーだと感じました。

そしてそれが機能していましたね。

今シーズンこれまでの印象だとディフェンスと中盤の距離が遠く、その間の危険なエリアにスペースを与えていた印象だったんですが、今日はいい距離感でそのエリアに入ってくるボールを上手く潰せていた様に感じたものです。

それと共に3-5-2の時は誰がカバーするか曖昧でイマイチ攻撃面で使えていなかったサイドのスペースも4-4-2でサイドを2枚にしたことにより、比較的スムースに使えていたのではないでしょうか?

信州ダービーおよびHonda戦を見てないけど、今シーズン自分が見た山雅の試合の中では紛れもなくベストゲームでしたね。


一方の町田。

ファンの方の意見は違うみたいなんですが、個人的には昨年の方が見応えがありましたね。

まぁ見てる試合が勝ち試合と負け試合って言うのもあるんでしょうが。

昨年はハイプレスとスピード感のあるサッカーが非常にインパクトがあったんですが、今年はシーズン前のSC相模原戦を含め2試合見てても良くも悪くもイマイチサッカーの色と言うのが掴めていません。

ただ勝又選手×木島選手が組んでいた昨季に比べてボールもワイドに動くしボールもよく動くチームになったのかなとは感じました。

まぁ今シーズンまだ見る機会があるだろうから徐々に把握していきたいと思います。


そんな感想。

結果的には山雅がセットプレイから2得点だったんだけど、流れの中から点がなかったことよりセットプレイから2点も取れた事が良かったですよね。

山雅はもともと攻撃面で長けたチームではないと思うので、今後勝ち点を重ねていくにはセットプレイで得点を重ねる事が必要になってくると思います。

そういう意味では零封した上でセットプレイで勝ちきったこの試合は自分の中では理想的な展開だったりします。


にしても、今日は試合以外でも楽しいことが多かったので満足度も高かったですね。

担架隊に合わせた「担架ウェーブ」も形になってきたし、試合前の両チームの掛け合いも雰囲気を盛り上げていたんじゃないでしょうか?

こういう勝敗以外に楽しいことがあるって事は、今後勝つのが当たり前でなくなっていく上のカテゴリーでは非常に重要になってくると思います。

今後もいろいろと楽しんでいきたいものですね。



《気になった選手》

松本山雅FC

DF 多々良敦斗

CBで出場。

他の実績ある選手に隠れてるけど今シーズンは終始安定したパフォーマンスをしていると思っています。

上背は決してある訳じゃないのに競り負けないし、対人も強いので見てて本当に頼りになるなと。

このままチームの柱へと成長していって欲しいものです。


DF 飯田真輝

山雅加入後リーグ戦では初ゴールになるのかな?

守備面での高さはこれまでも言う事なかったと思うんだけど、その高さがセットプレイ等で結果に現れていなかったのを見事に払拭しましたね。

今後リーグを戦う上でセットプレイでゴールを奪うことは大事になってくると思うので、今日の様なヘディングを今後も見せていって欲しいものです。


町田ゼルビア

FW 北井佑季

FWとSHで出場。

キレのあるドリブルはさすがでしたね。

山雅のディフェンスもかなり手を焼いているように見えました。

ただそのドリブルがブロックをやぶるに至っておらず、効果的とは言えなかったのかなとも。

勝又選手がいればスーパーサブ的な役回りで出れるからそっちの方が怖さが出るのかもしれないですね。

北井選手だけに期待してる選手なので今後の活躍に注目していきたいと思います。