JFL後期第2節 流通経済大学FC×松本山雅FC | CZOブログ

JFL後期第2節 流通経済大学FC×松本山雅FC

2010/7/11  13:00KO


流通経済大学FC 1-2 松本山雅FC

【得点】

RKU 久保武大

山雅 木島徹也

山雅 本田真吾



《試合経過》

http://www.shinmai.co.jp/soccer/2010/07/11-1.html



《試合感想》

流通経済大の応援席にトップチームで活躍してる選手がわんさかいたり、スタッフ系の1年生にトップで活躍してる選手がいたりで気になって気になって試合に集中しきれませんでした。


だから感想も薄めです。


まず前半はしょっぱかった。

相変わらずスペースを作る動きと使うがあまり見られず攻撃は手詰まり。

逆に少ないチャンスから流経大FCに先制を許すって言うね。

本当に負けパターンを地でいっていたなぁと。


ただ後半はなかなかだったかと。

頭から柿本選手と木島選手を投入すると流れを掴めてきた様に感じました。

やっぱり柿本選手ですよね。

ボールを持った時の貢献度は昨年ほどではないのかもしれないけど、それでもサッカーを知っていてチームへは大きく貢献できている様に感じています。

スペースを作る動きやボールを引き出すプレイ、前線でタメを作るプレイはチームの攻撃に大きくリズムを与えていたんじゃないでしょうか?

今シーズンは決定機を思うように決めきれていない側面があるのかもしれないけど、やっぱり今のワントップ的な布陣においては現状柿本選手が最も機能していると感じています。

そんな風に思ってるから、この試合は「交代策ピシャリ」とは全く思わなくて、むしろ「スタメンのチョイスを誤った」と思っています。


あと気になったのが今井選手を投入するときに全体的にポジションを大きくいじった点。

DFを右から玉林選手・阿部選手・多々良選手・鐡戸選手で須藤選手・本田選手に変更したんですが、どうなんでしょ。

もちろん交代後に決勝点が生まれ更にそのアシストが須藤選手のスルーパスから生まれたから「交代策ピシャリ」なんでしょう。

ただやっぱり解せない。

相手を考えた場合あの時間帯に1点を取らなきゃいけなかったのは間違いないんだけど、そのために阿部選手を今季初のCBにする様なリスクを犯す必要があったのかなぁとね。

阿部選手は駒澤大時代にCBで出ていたとは言え、ここにきて多々良選手とは初のCBコンビにで急増な訳でやっぱり須藤選手がCBに入るのに比べてカウンターのリスクは高いんですよね。

今回は勝ち越せたからナイス采配なんだろうけど、やっぱりリスクとかバランスを考えたときには「ナイス采配」って感じにはなれない部分も。

まぁとは言え、そのおかげで勝った訳だからなんとも言えない訳ですが。


一方の流経大FCは前期とは半分以上メンバーは変わっていました。

どういう序列かはいまいちわからないんですが、新しい選手が出てるって事は底上げがなされてるんでしょう。

随所に光ったプレイを見せてくれたりして能力の高さを見せてくれた選手もいて、早くトップで活躍していって欲しいなぁと感じました。



そんな感想です。


ただ自分が一番行って良かったなぁと思ったのがこの日のRKUサッカー部の姿です。


この日スタンドではRKUトップチームを含めたメンバー外の選手が熱い声援を送っておいました。

確認できただけで、比嘉選手、中里選手、小島選手、保戸田選手、ベロカル選手、増田選手、武藤選手・・・

山村選手はそれっぽいのが確認できなかったけどいたのかな?

またトップ登録されてる唯一の1年生でもある椎名選手は担架隊としてサポートでした。


またチケット販売から運営までRKUの部員が全てを行っているのには当たり前なんだろうけど驚きましたね。

流経大FCは1.2年生主体のチームだから比較的「後輩な選手」が多いはずなんだけど、そんなの関係なくトップを含めた全選手が会場設営から運営、そして応援までを行っていてその姿を見たらなんか感動したものです。

流経大FCは現在最下位と奮わないけど、そのチームの姿はまさに部員全体でのonesoulだなぁと。


今回強く感じたのは、大学サッカーが好きだけど「流経大FCってどうせ控えメンバーでしょ?」って思ってる方がいたら一度たつのこでJFLの流通経済大学FCを体験して欲しいってこと。

そこには関東リーグにはない部員全体の熱い姿が見れますからね。

興味のある方は騙されたと思ってぜひ行ってみてください。



《気になった選手》

流通経済大学FC

GK 高宮大輔

背はあんまり高くないけど反射神経がもの凄かったなぁと。

ビッグセーブを連発しゴールに鍵をかけた姿は非常にたくましかったです。

正直彼がビッグセーブ連発してた時間帯は逃げ切られを覚悟しましたね。

RKUはGKの層が厚いけど、この日の様な活躍を続けてトップでも活躍して欲しいですね。


MF 木下匠

ボランチで出場。

しっかりとした体格で守備面で力を発揮していたと思います。

激しい寄せと的確な読みでそれなりにチャンスの芽は摘めていたんじゃないでしょうか?

まだまだ粗さはあるけど、伸び代の大きい選手だと思います。

今後の飛躍に期待ですね。


松本山雅FC

DF 玉林睦実

左SBで出場。

いやぁハードな選手ですね。

絶え間ない上下動とスピード溢れる突破はやっぱり魅力的だなぁと。

また空中戦の強さも印象的でした。

層の薄いポジションだけど非常に頼れる選手ですよね。

今後とも頑張って欲しいものです。