J2第34節 カターレ富山×アビスパ福岡 | CZOブログ

J2第34節 カターレ富山×アビスパ福岡

2009/8/16  18:00K.O


カターレ富山 1-1 アビスパ福岡

【得点】

福岡  久藤清一

富山  桜井正人




諸事情で新潟行けなくなったんで、代案として富山で上記の試合。


ここに来て初カターレ公式戦です。


正直カターレは知らない選手が多すぎて、あまりモチベーション上がらなかったけどなんとなく暇つぶしで行ってきました。


初の富山県総合運動公園だったんだけど、いいスタジアムですね。

結構大きいスタジアムでゴール裏とバックスタンドは2階構造。

1階が芝生席で2階がイス席。

で、共に自由席で当日券2000円(前売り1500円)って言うね。

いやぁなかなか熱い。






と言う訳で、試合。


アビスパは今シーズン2度目なんである程度分かってるからカターレ中心に見ようと思うんだけど、気がつくとどうしてもアビスパに焦点が合ってしまいます。


とりあえず右サイドの田中佑昌選手はかなりものになってましたね。

久々に先日の湘南戦で見たんだけど、縦への突破の迫力が依然とは格段にあがった印象です。

スピードを生かした猪の様な突破は見ててファンになります。

またトップスピードからでもそれっぽいクロスも上がるし、サイドアタッカーとしてはJ1に行っても面白い存在になるんじゃないかなぁと思いました。


またアビスパは宮原選手・阿部嵩選手の両ボランチも印象的でした。

宮原選手は早い判断と高い技術で攻撃の第一歩となっていたし、阿部選手は大学時代さながらのハードなディフェンスと豊富な運動量で神出鬼没でしたね。

まぁ阿部選手はハードさ余って退場してしまった訳ですが。


にしても、全体的に見ればアビスパはいいサッカーしてたんですよね。

クサビをFWに当ててその落としをサイドに散らしてそこからのクロスと、結構綺麗なサッカーしてたんですがね。

ただ中でことごとく跳ね返されてた印象でした。

クロスが悪い、中の選手が悪いと言うより、むしろカターレのセンターバック含めDF陣が頑張ってたっていう印象です。


その両CBが堤健吾選手と濱野勇気選手。

両選手共これまであまり馴染みがなかったけどいい選手だなぁと。

大久保ジャンボ選手や黒部選手らにも負けてないほど空中戦が強いってのはもちろん、この日何より印象的だったのが粘り強い守備。

「自分のマークは決して外さない」と言う強いメンタルがうかがい知れましたね。



また堤選手は77年世代の東福岡高校だとか。

77年世代の東福岡と言えば山下芳輝(現FC琉球)、小島宏美(引退)、西政治(引退)、生津将司(引退)らタレント揃いだった訳ですが、当時は覚えてもいなかった堤選手がこうして最後までJリーガーになるとはね。(なったのも彼ら14年程後を行ってるわけですが。)


あとはこの日キャプテンだった長山選手も面白い経歴だなぁと。

中学が桜島中学って言うね。

桜島中学と言えば今を時めく遠藤保仁選手ら遠藤兄弟の母校ですよ。

桜島の人口とかよくわからないけど、あの島からこれだけのJリーガーを産んでるってのを単純に凄いんじゃないかなぁと思います。





と言う訳で、とにもかくにも初カターレはボチボチでしたね。

バックスタンドの2階席は見やすくて安いし。


カターレは選手が分からないけど、徐々に学んでいけたらと思います。