竜が最後に帰る場所/恒川光太郎 | ■晴日の読書手帖■

竜が最後に帰る場所/恒川光太郎

竜が最後に帰る場所 竜が最後に帰る場所
恒川光太郎

講談社 2010-09-17
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●風を放つ

●迷走のオルネラ

●夜行の冬

●鸚鵡幻想曲

●ゴロンド

恒川光太郎が五つの物語で世界を変える―。風を、迷いを、闇夜を、鳥を。著者はわずか五編の物語で、世界の全部を解放してしまった――。静謐な筆致で描かれた短編は、小説の新たな可能性を切り拓く! [「BOOK」データベースより]

   

夜行の話が好きだなー。赤いガイドさんについて歩き、歩き終わる度に待っている別の人生。怖いような、でも行って見たいような不思議な魅力。

鸚鵡の話は怖かった。偽装集合体。

オルネラの話も最後が怖かったなー。

ゴロンドは童話っぽくて綺麗で癒された。キュハリラ!

最初の話だけはなんだかよく判らなかった・・。

    

本★★★☆☆

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【過去に読んだ恒川光太郎作品】

夜市

雷の季節の終わりに

・神家没落 (野性時代 Vol.39 )

秋の牢獄

草祭

南の子供が夜いくところ