ヴェルディのある幸せ -4ページ目

毎日が淡々と過ぎていく

JリーグのどこかのクラブがJ2に降格しても、日々の暮らしは淡々と過ぎていきます。

そのクラブを応援する人や関係者には大ショックな出来事でも、世間の大多数には関係ない。


世間の大多数どころか、サッカー界でもそんなことに関係なく時計は進む。

欧州ではリーグ戦が開催され、日本でもサッカーの話題は尽きない。

優勝争い、選手の引退や加入、監督の交代。


降格なんて、そのクラブの周辺だけの大事件で、決ってしまえばやはり毎日が過ぎていく。



今日は勝たなきゃやばい。

今日は負けたら終わり。

今日の試合に引分け以下で決定。


そんなじりじりした日々は、つい最近なのに遠い昔。

張り詰めていた心の糸が切れたような、そんな張り合いのなさ。


来年1年でJ2の2位以内を確保して、1年でJ1復帰。

そう思ってみても、何せ来年のこと、今いち実感がわかない。

残留争いをしていた時の勝ち点計算なんて、現実感のかたまりだったのに…



11月30日。

来季契約する意向のない選手に対し、クラブが通告をする日。

その日を過ぎると、少し来季の構想が見えてくるのか。


J1の優勝争いも、入れ替え戦も、天皇杯も、思いっきり他人事。

Jリーグの出来事だけど、欧州リーグの出来事とかわらないくらい遠い世界の話のよう。



もう一度サッカーが身近に感じられるのには、あとどれくらい時間がかかるのだろう。

フロントはアホか?

昨日のJ2降格ぐらいではヴェルディを応援する気持ちは変わらないけど、今日の報知の一連の記事 がもし真実だったとしたら、ヴェルディというクラブが嫌いになりそうです。


解雇予定?

アホか。

馬鹿か。


今年の戦いの中で、特に後半の苦しい時期の戦いの中で、誰がチームを支えてきたんだよ。

放出候補の中の何人かがいなかったら、もっと早く降格が決まってるよ。


ヴェルディというクラブは、これから万年J2のクラブになるつもりなのか。

J2だから応援しないわけじゃない。

J2だから嫌いになるわけじゃない。


でも、このクソ人事は勘弁して欲しい。

フロントの中にはフィールドで起こっていること、ピッチの上の真実を見る目を持つ人は誰もいないのかい。


J2降格には怒りはないけど、この報道が真実なら本当に頭にくる。


フロントに言いたい。

サッカーを見ろ。

降格決定

不思議と悔しいとか、ショックは大きくない。

それは今回の降格が交通事故のように、ある日突然起きたものではなくて、1シーズンかけて、病魔が体を侵すようにジワジワと襲ってくるようなものだったから、妙に覚悟はできていた。

試合も完全な力負けだし。


7月以降は、ROAD TO J2 とでも言うかのように、J2への道をまっしぐらと言う感じ。

だってリーグ戦で、6月のコンフェデの中断期間以降は2勝しかしてないんでしょ?

それでは降格は当然の結果。


シーズン初めや天皇杯の頃は、前線の選手も守備に参加して、高い位置で相手にプレッシャーをかけていい攻撃をしていたのですけどね。

遠い昔の話のようだ。


とにかく、来年はJ2。

1年で戻ってこなきゃね。



明日は柏戦ですね

ラモスが柏のコーチになるというニュースを聞いたときから、この最終節の一つ前の柏戦が鍵になるかもしれないと思っていたのですが、まさかこんな形でむかえるとは思いませんでした。


個人的な希望としては直接対決までにヴェルディが上にいて、勝てば15位以内が決まり残留決定、こんなことを想定した柏戦だったのですが、現実は厳しくヴェルディが下でむかえることになってしまいました。

下どころか、負ければ自動降格決定という絶体絶命のピンチですね。


23日の名古屋戦の時も感じていたのですが、この柏戦も膝が震えるような、そんな試合になりそうです。

かなりの数の試合を過去に観戦しているし、その中にはしびれる試合もあったけど、見ていて膝が震えるような試合はそんなに経験はないのです。


例えば日本代表戦なら97年の最終予選の初戦、ウズベキスタン戦の試合前は足が震えてました。

2000年のシドニーオリンピック初戦の南アフリカ戦もそうでした。

あとは2002年のワールドカップベルギー戦もそれに近い感じでした。


ヴェルディの試合で言えば今年の元旦、天皇杯の決勝がそんな気分でした。


そして23日の名古屋戦、柏の勝敗の行方を気にしつつ、足の震えが止まらなかった。

明日の柏戦は、もっと緊張が来るのだろうな。



現状、ヴェルディが残留できる可能性は1%ぐらい、多くても5%と思っています。

数字上は柏が断然有利、だって柏は2試合で勝ち点1を取れば自力で16位が決定ですからね。

でも、サッカーは何が起こるか分からない。

その言葉だけを信じて、明日の試合にのぞむのでしょう。

試合終了の笛が吹かれるまで、何が起こるか分からない。


万が一、降格が決定するとしても関係ないチームとの対戦で降格が決まるよりは、16位を争う柏に決められるほうがすっきりするような気がします。

相当悔しいとは思うけど。


降格したってクラブがなくなるわけじゃない。

負け惜しみのようだけど、その言葉だけを胸に明日の柏戦にむかいましょう。

味スタへ 行って来ました 名古屋戦

試合はまた勝てなかったけど、何故か次節まで首がつながってしまいました。

相変わらず押しているのに得点できない。

押しているのに、シュートが打てない、打たない。


もっと速い攻撃で相手ゴール前に迫れないかなぁ。

少ない手数でクロスをあげられないかなぁ。


相馬が突破できるのは分かるけど、たまには相手が驚くような意表をついたアーリークロスを入れてみるとか。

サイドで手数をかけて、名古屋のDFが戻りきって待ち構えている状態で苦し紛れのフィードを放り込むのではなくて、たまには相手のDFとワシントンしかいないような、相手の準備が整っていないときに放り込んでみるとか。


それがスタイルじゃないのは分かっているけれど、今まで11試合スタイル通りやっても勝てないのだから、時にはスタイルを捨てて、なりふり構わずゴール前に迫らないと得点できないよ。

そしてシュートを打たないと。


ワシントン以外に得点の戦術はないのか?

誰かがミドルを狙うとか、ワシントンをおとりにして裏を狙うとか。


まあ、そんな愚痴もあと1試合か、2試合か、4試合か。

早く決着をつけたい気分と、1試合でも先に結論を延ばしたい気分、両方の気持ちが混在して複雑な心境です。

早く決って楽になりたい気もするし、最後の最後まで粘って欲しい気持ちも強い。


とにかく次は決戦です。