【メロキュン】君からの贈り物 | Green x Green

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ス キ ビ フ ァ ン の ブ ロ グ

読専から駄文書きになった、
ス・キ・ビ好きである主のゆる〜いブログです♪

はじめての方は、最初に「はじめまして」をご覧下さいませ

 
このブログの主、碧樹でございます。

期間限定ではございますが、復活されたんですのよっ。


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研究員になったことがきっかけで、カキカキを始めましたあたくし。
駄文で申し訳ございませんが、スライディング土下座覚悟の参加でございます。

皆様のお心の広さというフィルタ越しにどうぞ。


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『君からの贈り物』


「誕生日かぁ。
 その後すぐ、バレンタイン。
 う~ん、どうしよう。」

ここ数日、ずっとこの調子だ

自分の作った料理を美味しいと言って食べてくれる蓮

とはいえ、リクエストをしてくることはほとんどと言っていい程ない

プレゼントは準備できたのに…

結婚して初めての誕生日
喜んでもらいたい

「う~ん…
 あっ、そうだわっ。」

ピッ ピピッ

「もしもし。」

 :
 :

「お帰りなさい。久遠。」

キッチンから顔を出したキョーコ

「ただいま、キョーコ。
 良い匂いだね。
 早く帰ってくることが出来て良かったよ。」

「うふふっ、そうですね。
 今日はいつもとちょっぴり違いますよ。」

「ん?楽しみだね。」

準備が出来たテーブルにはキョーコの好きなハンバーグ
見た目はいつもと変わった様子はない

「いただきます。」

「どうぞ召し上がれ。」

パクッ  モグモグ

「? あれっ?」

パクッ  モグモグ

「キョーコ、これ。」

「わかりました?」

「父の味、だよね。」

「はい、クーパパから教わりました。
 お料理どうしようか、すっごく悩んだんです。
 それで、家庭の味っていうのもありかなと。」

「で、父さん。」

「はい。
 普通なら母の味なんでしょうが、さすがにジュリママには。」

「はははっ、だね。」

母にそんなことを聞こうものなら、とんでもないことになることは間違いない

「で、どうでしょう。」

「ああ、美味しいよ。
 すごく懐かしいなぁ。
 何年ぶりだろうこの味。」

「うふっ、良かったです。
 ほんと、クーパパってお料理上手ですよね。」

「ああ、父さんは食べる事が好きなのは、まあ、あれだから当然だけど、作る事も好きだからね。
 でも、どうやって教わったの?」

「メールやビデオメール、○kypeとかですよ。
 最初に普段の作り方をお伝えして、それにクーパパがアレンジしたものを教えていただいて、作った様子をビデオメールして、○kypeで確認して。」

「大変だったろう。」

「いいえ、全く。
 お料理を作るのも覚えるのも好きですから。
 そ、それ に…」

「それに?」

「久遠に喜んで貰いたいから。
 それに貴方の家庭の味を覚えるのも、妻、ですし。」

「キョーコ。」

「さ、さぁ、食べて久遠。
 冷めちゃいますよ。」

「ああ。」

キョーコの料理を味わいながら、他愛もない会話

なんかくすぐったい気分だ
うまく例えられないなぁ

でも、すごく幸せな気分だ

「ありがとう、キョーコ。」

「!! は、はい。
 どういたしまして、久遠。」

この気持ちも、君からの素敵な贈り物

これからも、色々な幸せを君と重ねていこう



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またメロキュンに参加できるとは思っておりませんでした。
ありがとうございました。