ツイッター#安全保障学に武内教授がモーゲンソーの外交4原則について紹介している

第1の原則はイデオロギー、宗教等の善悪に拠ってはならないとしている

私は、民主主義が我が国の戦略の基本であると考えるが、民主主義はイデオロギーというよりは、国益を構成する、主権そのものなのであろう

第2に国益は安全保障上の実益であるべきとする

安全保障上の実益は、我が国の民主主義と領土保全、更には、東アジアの民主主義と領土保全であろう

東アジアの民主主義と領土保全の確保は、我が国の安全保障に直接的に影響する

そして、我が国や東アジアの安全保障の維持に必要な、米との同盟の維持が安全保障上の実益であろう

米との同盟が維持できなければ、我が国や東アジアの安全保障は維持できない

この観点からは、フルスペックの集団的自衛権や弾道ミサイル等攻撃的戦力保有による抑止を可能とすることが必要である

憲法改正が今必要である

第3に、相手の国益も考慮し、第4に、二義的な争点は妥協するとされる

台湾については、現状維持が国益であり、現状維持に矛盾しない、「所謂一つの中国」政策の維持は、米にとり、二義的な争点なのであろう

現状維持の為には、明瞭なコミットメントが必要である

明瞭なコミットメントと必要な戦力の再構築を図り、抑止力を維持していくことが、現状維持の為に必要である