システムトレードをやってる人のブログや販売サイトを見ると、年利○○%!!みたいな感じで書かれているが、これはあんまり当てにならない。
過去を知っている現在において、過去のデータをいじればいじるほど、見た目はものすごい年利のシステムが完成してしまう。
例えば、昔の分割バブルのときに、分割発表日前に買いを入れるシステムを作れば想像がつくだろう。
分割バブルでライブドアが10倍ぐらいになったかな?
10倍ってことは、その銘柄に全資金をレバ3倍でつっこめば、当然、結果上は30倍になる。
元手が335万円なら、簡単に1億円儲かるシステムができる。
これは極端な例だが、損する局面で売買しない、利益が出る局面でしか売買しないようにするため、どんどん条件式を増やせば、いくらでも見た目はすごいシステムは出来てしまう。
だから、情報商材なんかの高年利システムなんて、手を出してはいけない。
自分で作る場合も高年利なシステムが出来たら、カーブしすぎてないか、疑うことが大事。
ところで、年利って資金量で違ってくるよね。
資金が50万円の人が50万円の利益を出したら、年利100%。
500万円だったら、10%。
5000万円なら、1%。
だから、単純にブログとかで年利○○%でした、とか書いていても、資金量によって、全然違ってくるので、年利は当てになりません。
それに、資金量で運用の仕方も当然変わってきてしまうしね。