未練を引きずって生きていく
無数の男性と女性が出会い、恋愛をし、別れてゆく…
そんな中で、大きな未練を残したままの別れがいくつあってもおかしくはありません。
『もっと一緒にいたかった…』
『今でも毎日思い出してしまう…』
『叶うのであれば、やり直したい』
など、抱く思いは忘れられないあの人のことばかりです。
未練の大きさは、
忘れられないあの人のことを
考えてしまう時間の長さです。
考えたくて考えているのではなく、何をしていてもあの人のことを
考えてしまうのです。それを無理矢理でも止める術がないために
大きな未練感情に苦しむことになるのです。
未練は、本来、美しくきれいな感情であるべきです。
あなたが別れたくない中で、去っていったあの人を恨むべきではないですし、
あの人のせいにしてはいけません。
あの人のことを思い続けているのであれば、
一緒にはいられなくなった今でも、
きれいな心であの人のことを思い続けることが
あなたのためにも、いつか復縁するためにも、あの人のためにもなることでしょう。
未練…それは、決して醜いものではありません。
きれいですがすがしく、率直で真っ直ぐな感情と言えるでしょう。
チェッカーズ ROOM 歌詞
君が窓辺に 挿した薔薇を
もうどれくらい 眺めてたのか
花は色褪せ 二度と愛は戻らないことを知ったよ
俯いたまま そっと鍵を
差し出した時 動けなかった
たった一言
やりなおそうと言える勇気があればよかったね
ふせた写真立て 倒れた空のマニキュア
今は 瞳を伏せたくて
何も変わらない部屋で 君の香りが消えていく
そして 初めて悲しみを知ったよ
時が過ぎるのが怖い 君が遠く離れてく
いつか涙は薄れてゆくのか Heart Break Room
思い出はやく消してあげる
何も告げずに出てゆくつもりさ
それが 最後の償いだから
俺を忘れ笑っておくれよ
靴を履きかけて ふと振り向いた時に
あの日の薔薇が咲いている
この部屋で君を愛し そして君を抱いたね
誰かこのドアを閉じておくれよ
もう二度と使うことのない鍵が てのひらで二つ
長い日々への終止符(ピリオド)みたいさ
何も変わらない部屋で 君の香りが消えていく
そして 初めて悲しみを知ったよ
Heart Break Room