発症 | 前骨間神経麻痺について知っている二、三の事柄

前骨間神経麻痺について知っている二、三の事柄

2010年7月に「前骨間神経麻痺」という、珍しい手の病気を患いました。
闘病記を書いていますが、現在、更新を停止しています。

●2010年7月12日(月曜日)夜8時ごろ

左ひじを下にして横になって、本を読んでいた時、
突然「ピキーン」と、左肩に痛みが走った。


最初は「肩こりかな?」と思っていたが、段々と左腕に痺れが広がり、
さらに夜中になって右腕も痺れ出してきて、眠れなくなった。



●火曜日
あまりの痛さに、ほぼ一睡もできぬまま朝を迎え、

朝一で、腰痛でお世話になっているA整形外科に駆け込み、診てもらう。


首のレントゲンを撮ったものの原因がわからず、
とりあえずマッサージをしてもらっているうちに、貧血を起こして倒れる。

「血液がドロドロになって、血栓が出来てるかもしれない」とのことで、採血された。
結果は2日後とのことで、痛み止めをもらって帰る。

夜、痛み止めを飲んでも痛みが引かず、あまり眠れなかった。



●水曜日
朝、痛みに耐えられないので、近くにあるB総合病院に行くが、
ここでも原因が分からず、紹介状を書いてもらい、
地元最大のC総合病院に行くことになった。

一旦家に帰った時、A整形外科より電話があり、
「昨日の血液検査の結果、
肝機能の数値が異常に高く、入院治療が必要な状態かも知れない。
紹介状を書くから、C総合病院で検査してもらってください。」 と。


あまりに異常な数値が出たため、検査機関から緊急で連絡があったとのこと。


最近、酒を無茶飲みしたこともなく、風邪をひいたわけでもなく、

肝機能に関しては全く身に覚えがなかったのだが、A整形外科に寄って、紹介状をもらい、
2通の紹介状を持って、C総合病院に行く。

採血→内科の問診→神経内科の問診→肝臓のエコー検査→
内科の診断→採血→神経内科の診断→MRI検査


と、(なぜか)神経内科と内科を行ったり来たりしながら、
1日がかりで、腕の痺れと肝機能の検査をしてもらう。

(MRIは首の部位のみ撮影)

結果、 頚椎椎間板ヘルニアと診断される。

ただ、末梢神経の検査と肝臓の結果待ちのため、 この日は薬も出してもらえず、
また、週1回しか来ていない先生なので、治療方針も来週までお預けに。

痺れの原因が分かったせいか(当時)、この日はようやくぐっすり眠れた。



●木曜日
末梢神経の検査と肝機能の診断。
午前中か午後でまとめたかったのだが、
「予約がここしか取れない」とのことで、午前・午後をまたぐことになり、
結局会社を休む。3日目。

これやから、大病院って。。。

午前中は採血(3日で4回目)してから、1時間半ほどかけて末梢神経の検査。

午後、肝臓の診断。
結果「数値は高いが、肝炎などではなく、入院や治療を必要とするほどではない」とのこと。
ただ、異常値が出た原因は分からずじまい。

3日で数値も半減しているが、まだ異常値なのには変わりないので、
来週もう一度検査することに。 それまで禁酒(泣)

肝機能に問題ないとのことで、ヘルニアの痛み止めは出してもらえたが、
来週まで、これといった治療はナシ(泣)
安静にしてるしかない。



これが、現在も闘病している、前骨間神経麻痺という病気の始まりの時だった。

※肝臓のことも、いずれ関係してきます。