1歳児に世界最小人工心臓 ローマの子ども病院で成功 人に使われるのは世界初 | モンゴルの心臓病の子供たちの医療支援NPO ~ ハートセービングプロジェクト(HSP) 活動紹介・支援ブログ

1歳児に世界最小人工心臓 ローマの子ども病院で成功 人に使われるのは世界初

一時的な(つなぎの)人工心臓とはいえ、直径1cm、
重さ11gとは驚きました!

拍出量は毎分1.5リットル。

先に埋め込まれていた心室補助装置が重度の感染症を
起こしたため、心臓移植手術を受けるまでの13日間を
乗り切る緊急措置として埋め込まれたそうです。

-----

■1歳児に世界最小人工心臓 ローマの子ども病院で成功 人に使われるのは世界初 (写真入り記事)

 ローマの子ども病院で3月、拡張型心筋症を患っていた生後16カ月の男児に世界最小の人工心臓を一時的に埋め込む手術が行われ、成功していたことが25日までに分かった。イタリアのメディアが伝えた。

 手術に成功したのはローマ法王庁(バチカン)が経営する「バンビーノ・ジェス子ども病院」。人工心臓は米国から輸入したチタン製で長さ5センチ、直径1センチ、重さ11グラム。ヒトに使われたのは世界初という。通常、成人に用いられる人工心臓は900グラム程度。

 男児は重い感染症を併発しており、3月に緊急に人工心臓を埋め込む手術を受けた。十数日後に移植用の心臓が見つかり、移植手術が行われた。術後の経過は良好で、男児は元気に生活しているという。

-----

小さい故の不具合もあるでしょうが、患者の負担は大幅に
軽減されるでしょうから、開発・改善が進むといいですね。