考えを事実を捉えている人が多い。
自分の価値観によってつくられている考えを事実として捉えたために、
ストレスになることもあります。
例えば、
A:「おはようございます」
B:「・・・」(前を向いて歩いていく)
この状態で、Aさんは、
『Bさんは返事をせずに無視をした』
と考えるとストレスを感じます。
実は、『返事をせずに無視をした』はAさんの考えなのです。
Aさんは自分の考えによってストレスを感じているのです。
しかし、Aさんが
『Bさんは急いでいて、私のあいさつに気づかなかった』
と考えると、ストレスに感じていた気持ちは和らぎます。
このように、ストレスは自分の考えで作られているのです。
考えと事実を区別することは、
『自分の考えは自分の価値観によって作られていることを
しっかり認識し、他の見方はないかを考える』
ことから、できるようになってきます。