子連れボルダリング～プリンを買ってもらうだけの登りをしたのか？と説教。
チク坊、今日はジムで登る。
ジムに行くなり、おやつ～おやつ～
おやつ食べてからのぼのぼする～
と言って、ポテトを取りあえず買ってあげる。
まあ、これは、いつも楽しみにしてるので、どっちが先か？は、よしとして‥。
ひとつまみだけしたら満足して、
ピンク、青、オレンジと登り出すチク坊。
しかし15分もたたないで、自販機の前に行ったかと思うと、
りんごジュース～りんごジュース～
おい！
「ちょっとこっちにおいで！」
「いやだ～りんごジュース～」のやり取りをしばらくして、チク坊がようやく折れてこっちに戻り、
「このムラサキ登ったら買ってあげるよ」
少し高い100度壁のガバ課題を勧めてみる。
「難しい～から～！」
「わかった、じゃあ、お尻持ってあげるから」
しぶしぶ登るがなんとかお尻上げで行けたので、約束通りりんごジュース。
たった一口飲んで満足して。
その後少しトレーニングルームでバランスディスクとかで遊んだかとおもったら、
「プリン～プリン～」
おい！3つはねーだろー！
「ダメダメ！じゃあ、さっきのムラサキを自分の力で登るか？白を頑張って登ったら買ってあげるけど、ダメダメ！」
白は低い120度の課題でいつもチャレンジするが登れないやつ。父ちゃんの前では登れてるらしい。
「ムラサキは高いから～落ちたら死んじゃうから～！白は難しいから～！」とぐずるチク坊。
「３つもおやつ買うなら、それなりに難しいの登らないと、ママだって買いたくないよ！」
というと、チク坊ぐずりながらも、白をやる。
「ほら～難しいから～」
と言っていつも三手ぐらいはできるのに、スタートの一手出してわざと落ちる。
「わかったから、他のでもいいって。」
すると、
壁の端にいって、そこから課題を手当たり次第
スタートしては一手出して落ち
スタートしては一手出して落ち
スタートしては一手出して落ち‥
「ほら、難しいのたくさんやったから～プリン～」
とぐずる。
おい！なんじゃそれ！さすがに説教しました。
「それ！プリンを買ってもらうだけの価値のある登りをしたのか？ってーの！
価値ってね‥。適当に頑張らないでプリン食べるのと、頑張って登ってプリン食べるのと、どっちがおいしいと思う？」
「頑張った方がおいしいと思う‥」
「今のは頑張ったと思う？自分で？頑張ってたんならプリン買ってあげるわ」
「頑張ってない(泣)」
「じゃあ、自分が頑張れそうなのやってごらん！」
「ムラサキ登る‥」
で、ムラサキを自力で登って、
「やった～！登れた～！プリン～！」
「できたじゃん！ほら、頑張ったらプリンおいしいでしょ！今度、白、登れたら二個買ってあげるな。」
何が正解かわかりませんが‥
適当に頑張るふりさえすれば、なんでも手に入ると思われたくないなと。
やることやって、その先に手に入るものがある喜びは覚えて欲しいと願うのでした。
