『キレる子供』、『無気力な子供』と低血糖症 | 優しいココロと歩み寄り。

『キレる子供』、『無気力な子供』と低血糖症

皆さん知ってはりました?

『すぐにキレる』『無気力』『登校拒否』等、現代の子供(最近では大人)達の『ココロのトラブル』の原因に、偏食が原因で起こる低血糖症が大きく関係しているコトが知られて来たらしいです。

低血糖症に詳しい医師は、症状の改善に食事を中心とした生活改善を取り入れるコトを勧めてるらしいです。


ーと言うのも・・・・・
血液中のブドウ糖は、頭とカラダの重要なエネルギー源。
そのため、私達のカラダには血中のブドウ糖量(血糖値ですね)を一定に保つ仕組みがあります。
膵臓から分泌されるインスリンは、高すぎる血糖値を下げ、副腎から分泌されるアドレナリンは、逆に低すぎる血糖値を上げます。
ところが、きちんとした食事をとらずに、菓子パンやスナック類、清涼飲料水といった糖質中心の食品ばかりとっていると、血糖値の調節機能が乱れ、低血糖症になりやすいと言う調査結果が出ました。
低血糖症になると、カラダや脳に充分なエネルギーが行き渡らず、『疲れやすい』『眠気がとれない』『無気力』といった症状が現れやすいのです。
さらに、この状態を放っておくと、副腎がアドレナリンを分泌。アドレナリンは神経を興奮させ、攻撃的にする働きがあるので、『攻撃的になる』『すぐキレる』や、反動から『自己嫌悪感』『うつ状態』と言う二段階目の症状をもたらします。

低血糖症を改善するための方法は、まず極端に糖質に偏った食生活を改めるコト。食後の血糖値の上昇が緩やかになるように、食物繊維の豊富な食事を少しずつ何回にも分けてとるとイイらしいです。
また、神経の機能を調整させるために、きっちりビタミンやミネラルを補給したり、睡眠や運動の習慣づけも大事です。

これらより、子供さんのココロを守る最大の予防法は『生活改善』であると言えるでしょう。

今、注目を浴びてる『低血糖症』。
これが、子供さん達の食事を、そこからココロの異変を見直すきっかけとしてはどないでしょうか?

元気祈ります。
ありがとうございます。