心臓血管外科外来へ〜心臓病と出会って5年経過〜 | ■ ハートノコト ■〜心臓手術体験記~

 

 

心臓病と出会ってから、5年経過しました。

 

先日、年に一度の心臓血管外科外来に行ってきました。

 

血液検査、尿検査、レントゲン検査、心エコー検査を受け、

手術を担当して下さった医師に再会。

 

先生がパソコン画面に向かい、

私の心エコーデータなどを、

黙々とジーッと見つめている、ほんの少しの時間。

毎回、内心、緊張します(汗)

大丈夫かな?って。やっぱり心配です。

 

先生、データを確認しながら、

 

「え?これは...!」

 

という反応。

 

「!!??」

 

私、一瞬、焦る。

 

すぐに、先生。

 

「ちょっと検査の結果、良く無い...な...」

 

「???!!!」

 

「あら?あっ、これ、他の患者さんのデータだった。

konpekiさんと、名前が似ている患者さんがいて、間違えた」

 

はっ?え〜?!(苦笑)

 

そして、改めて私のデータをチェックして...

 

「konpekiさんは、大丈夫ですねえ」

 

先生、驚かせないでください!

 

でも、ほっ。

 

良かった、良かった、です。

 

嬉しいです。

 

ありがとう。

 

感謝です。

 

 

お陰様で、次に訪れるのは、また1年後です。

1年先、かあ。

まだまだなようで、またすぐなのでしょう。

 

5年。言葉にすると長いようで、

あっという間だった気がします。

 

色々、経験した5年でした。

病気と出会った時も、出会った後も。

いっぱい調べたり、知ったり、

不安になったり、悩んだり、考えたり、

嬉しかったり、泣いたり、感謝したり...

 

本当、色々あったな。

 

生かしてもらい、

日々、生きてきたなあ。

 

心臓病と出会う5年前とは、

違う、新しい気持ちが生まれた、私の心。

 

このブログを訪れた方もそれぞれに、

心臓病と出会い、向き合う中で、

自身の気持ちの変化に気付いたり、

様々な何かを心に思い、

毎日を過ごされているのでしょうね。

 

みんな、それぞれの思いを抱いて、

みんな、生きている。

 

ひとたび、家の外に出て、

働きに行ったり、お買い物に行ったり、遊びに行ったり。。。

 

そこでは、自分と自分の身体の真ん中にある

心臓との深い関わりは、誰も知らなくて。

自分と心臓の繋がりは、自分にしか分からない。

でもどこに行っても、どこに居ても、

自分の心の中には、いつもどこかで、

気持ちのハートも、本当のハート(心臓)も、

ともに動いているのを感じる。

 

 

お互い、

健やかな心臓、健やかな身体、

健やかな心(ハート)でありますように。

 

 

 

 

 

 

 

今日も、気持ち良い外の空気を感じて、

ご飯が美味しいと感じられて、

あたたかいお風呂に入るコトができて、

自分の部屋で眠りにつくコトができる。

 

ありがたいなあ。