尊い命・自然界では自然の摂理が働いて | 健康情報ニュース紹介ブログ

尊い命・自然界では自然の摂理が働いて


パキスタン・カラチ(Karachi)の病院でこのほど、脚が6本ある男児が生まれたというニュースが報じられています。尊い命、その存在はないがしろにすることは許されませんが、自然界では健常に生まれなければ生き残れないという現実があります。

健康で生まれるという事はそれ自体、当たり前の感覚になれば何とも感じませんが、こういったニュースを見るとその有難味を感じます。自然界では食物連鎖や自然の摂理が働きます。かわいそうという同情の心は動物には存在しません。あったとしてもそれはごくまれな事でしょう。

それほど厳しくシンプルな自然の状況と比較するまでもなく、人間社会は違う状況になっている事も同時に感じます。今回このニュースのけーすでは極めて珍しい遺伝子異常によるものだという事の様です。

カラチの国立児童健康研究所が16日発表したところによると、1週間前に生まれた男児は、実際は1人の子どもではなく、一方が未熟児の2人の新生児。通常より多く脚があるのは遺伝性疾患によるもので、その確率は100万人に1人程度だというなどと記載されています。

現在、同病院では集中治療室で医師らによって男児の延命措置が続けられているようですが、複雑な心境です。冒頭で述べた事は大前提ですが、個人的な意見を軽々しく述べる立場ではない以上、これ以上の意見は記載できないという事で締めくくっておくほうが無難かもしれません。