「あんたねぇ、私らの時代なんて、
忙しすぎて子どもの教育なんて考えるヒマ、なかったっちゃ。
手伝わせんなんことは多かったし・・・それでしっかり育ったもんやけどね」
うちのばあちゃんの言葉です。
彼女自身も、今の常識から考えれば、
随分、不自由なところで、育った。
でも、本人は伸びやかで、楽しみ上手な、とても強いひとに育った。
(育った、って上から言ってますが、もう80後半です(笑))
不自由には、効用があります。
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■No.107 「ココロのビタミン16: 不自由の、効用。」
~病も健康も気から。ココロとの付き合い方を学ぶ~
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※このメディアでは、
『実際に永井や患者さんが試して、プラスの成果がハッキリ出たもの』に
限定した情報のプレゼントを行っています。
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■ 今日のポイント:
『いま、選択肢は増えた。でも、自由は・・・?』
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こんにちは。
トータルリチューニングの永井です。
あなたは、今、
「自分は自由なほうだ」
って、感じますか?
■ 不自由『感』の強い、今の日本
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今、自由なようでいて、閉塞感がすごい。
モノも情報も、すごい種類あって、
何でも手にとれるようでいて、それでも
自由だなんて感じているひとは、とても少ないようです。
そこには多くの場合、
●経済的な不足 (そんなに何でも買えるほど富豪じゃない)
●時間的な不足 (何でもトライできるほどヒマがない)
●環境的な不足 (まわりが、自由を許さない)
・・・みたいな理由がつきます。
でも、ホントにそうでしょうか?
そういう人に、
「どっかで、本気では『その気』になってないだけじゃないですか?」
って聞くと、「それは・・・あるかもね」って応えが来る。
そんなこと、すごく多いです。
問題は、『ココロの軽さ』。
身軽さのほうなんでしょう。
■ どういうときに、脳やココロは自由を感じるか?
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ひとつめの結論です。
個人差はさておき。
脳やココロが自由を感じるには、『可変性』が必要です。
変えることができる、ということです。
もっというと、
「それ(問題や課題や欲しいモノ)を変えたり、
その変化に対する影響力を、自分がもっている」ということです。
ちょっとわかりにくいですか?
たとえば、
●きつい、汚い、くさい、というひどい仕事をしている
という現実があったとします。
これだけ考えるとマイナスな条件ばかりですね。
でも、
不自由かというと、そうとも限らないんです。
『可変性と影響力による』わけです。
具体的にいきましょう。
A)
●きつい、汚い、くさい、というひどい現場で仕事をしている
●事情があって他の仕事は選べないので辞められない(と思っている)
●作業の形式や環境を改善しようにも、提案や相談は
一切受け付けてくれない(と信じている)
というケースでは、不自由はひどいものでしょう。
でも、
B)
●きつい、汚い、くさい、というひどい現場で仕事をしている
●ただ、その気になれば辞めて、意地でも次の仕事を探そうと思っている
●環境を変えるのは難しくても、自分の作業の形式は
バレない範囲でどんどん変えてしまえ、と思っている
というケースでは、その不自由さは、ずいぶん変わったものになります。
『可変性(変えられる余地)』があり、
『影響力(それを変える力)』を、自分が持っているからです。
同じ環境なのに、です。
■ もう少し具体的に、自由そのものを、見直すと・・・
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ここまででわかったことは、
『環境が悪いことだけで、不自由になるとは限らない』
ということです。
これと全く同じで・・・
経済的に、時間的に、かなりきついようなひとの中にも、
自由でおおらなかな人もいれば、
不自由で愚痴ばかりの人もいます。
つまり、
『自由の条件は、ひとの外側じゃなくて、内側にある』
ということが、改めてハッキリしてきます。
可変性と、影響力。
これをキーワードにあげてきました。
これとピッタリつながるのが、
『自由』という言葉の語源(もともとの意味)です。
『自らを由(よし)とすること』
これです。あの一万円札の、福沢諭吉さんの訳です。
じゃあ、由(よし)って何やねん!
・・・というと、「物事のよってきたるところ」、
つまり、原因といったような、意味です。
ちょっと小難しくなりましたが(失礼)、
要するに自由はもともと、『自分が原因側にいること』
と言い切っちゃっいいと思うんです。
結果側でなく、原因側。
変えられないものを受け止めて文句を言うしかない側でなく、
変えられる側、動ける側、影響力と変われるポテンシャルを持った側。
ということで、やっぱり、つながるんです。
可変性と、影響力。(しつこいですね(笑))
■ つまり、自由でいるためにできることって?
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選択肢や環境など、もろもろの条件が豊かじゃないといかん!
なんてことは、ほんとはないんです。
(豊かに越したことはないですが、それでも不自由なひとはいますから、
そんなに決定的な要素じゃない、ということですね。)
それよりも、
●限られた素材・環境への工夫こそ、人の頭や心を自由にする。
ということだろう、と。
そうやって、『原因側』に身を置くことが、
何より大切なんだろう、と。
何か課題にぶつかったとき。
『じゃあ、自分の何を変えようかな』
って、常に考えてみること。
実はそのほうが自由だし、脳力も能力もあがるし、
結果として人やお金もついてきてくれる。
ものすごシンプルな結論になっちゃいましたが(笑)、
改めて、これが自由の本当の条件だと思います。
■ 実は、カラダも同じなんです
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余談のようで、ぜったいに蛇足しておきたい(笑)話題です。
カラダも、同じなんです。
一番わかりやすいのは、
カラダにとってすごく良さそうな、『低反発素材の寝具』。
枕とか、マットとか、ありますよね。
あんなのより、煎餅布団のほうが体によかったりする。
これは、相手(例えば枕)が合わせてくれすぎるために、
体がサボってしまい、寝返りという名の調整作用ができないからです。
つまり、かえって、便利によって体の自由が、
活きを失ったようなものです。
変われる側(つまり原因側)が、低反発枕で、
変われない側(つまり結果側)が、カラダになっているわけです。
だから、カラダは不自由となり、寝返りをうてなくなる。
(寝返りをうてるということが、良い寝具の条件だというのは、
西洋医学も認めて推奨するようになりましたね、ようやく)
やっぱり、
外から身につけるよりも、うちを活かすこと。
他人や周りを変えるよりも己を変えるべし、というのと同じ原理ですね。
快適な相手や環境を求めるよりも、
何事も快適にしてしまう自分を作ること。
自分の柔軟な精神や発想、心のくせ、捉え方やスタイル、
習慣こそを快適にしていくこと。
そうやってえられる、『どこにいても自由をつくれる能力』こそが、
本物の自由の条件なんでしょうね。
そういう『しなやかさ』こそ、自由で健康なカラダなんです。
背骨も、骨盤も同じです。
可変性と影響力が高い状態が、健康です。
面白いぐらい、つながってますよね。
余談ですけども、
すごく面白い仕事をしているアーティストや経営者の話を聞いたり
読んだりしていると、こういう『限られた資源を有効活用する工夫』
という美点が、必ず出てきますよね。
若いうちは苦労しろ、というのも、
この工夫の力が養われるからなんでしょうね。
かつそれは、理不尽に耐える力そのものともなってくれます。
⇒ストレスにも随分つよくなれます。
そんなことを改めて思わせてくれた作品。
それが、最近ようやく見た、
『海の上のピアニスト』(映画)でした。
いやー、ずしっと胸に残る、骨太な名作でした。
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■ まとめ と 提案
~ あなたの実力・魅力アップのための、具体策 ~
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●自由は、経済的、時間的、環境的な制約をうけたりしない。
●可変性と影響力が、自由の本当の条件なんじゃないか。
●『自らを由(よし)とする』という語源から見える、キーワード。
●原因側にいること、工夫する側にいることこそ、
自由でストレスが少なく、成長も成果も多い。
●実は、カラダにも同じことが言える。
低反発系の寝具など、気をつけて下さいね(笑)
_____▼ 今日のフルパワー発揮ポイント▼_____
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│● 自分が『原因側(変われる側)』にいましょう。
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編集後記:
■ 匂いフェチなんだろうか
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これはもう、疑問じゃないかもしれないです。
アロマが好きなんです、前から。
(といっても、アロママッサージとかはしませんが(笑))
本当は、沈丁花のアロマをず~~~~~~っと探しているんですが、
どうもあの花は、ムリだそうです。
(商売として話にならないぐらい、効率が悪いんだそうで)
そして最近、異様に好きなのが、「ひのき」です。
無印良品でみつけて、ひとめぼれしました。
なんか、ハラが揺れる感じがするぐらいホッとするんです、
あれ・・・。もう、『ボッ』とするぐらいの勢いで。
なので、トータルリチューニング、
最近、ひのき臭いと思います(笑)
(苦手なひとは、言って下さいね(^^;))
おもしろいことに嗅覚って、最後まで衰えないそうですね。
視力はおちて、耳は遠くなって。
味覚もちょっと適当になって、手の感覚も落ちても。
匂いは感じるままなこと、多いんです。
「最近、目が弱くなってのぉ・・・」とか、
「耳が遠くなってなぁ・・・」とかいうおじいちゃんはいますが、
「鼻が効かなくなってなぁ・・・」とは言いませんよね(笑)
いるかもしれないけど、それはもと刑事(デカ)ですね。
火曜サスペンス用のセリフです。
記憶を呼び起こす力も、匂いってかなり強いんです。
その感覚が一番最後まで長持ちするっていうのも、
ロマンチックなのか、意味深なのか・・・。
面白いもんですね。
というわけで、
なんとなく匂いフェチを正当化する感じで
書いてきましたが(笑)、要するに・・・
イイですよ、ひのき!
ぜひ、ひのき!
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今回も、読んでいただいてありがとうございました(^-^)
さらに良い記事、頑張って書いていきます<(_ _)>