☆★☆~吉野の山奥~さわやかな風のようなエネルギー、丹生川上神社~☆★☆
★☆~流れるような軽やかなエネルギー、水の神様~丹生川上神社~☆★
奈良県吉野郡東吉野村にある丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)
この水の神社「丹生川上神社」には、東吉野村の「中社」、
川上村の「上社」、下市町の「下社」の3つがあります。
飛鳥・御所方面から天川村方面へ南下する国道309号線沿いにあり、
下社から回ってみました。
下社の御祭神は闇龗神(くらおかみのかみ)。
上社で祀られている御祭神の高龗大神(たかおかみのおおかみ)と同様に、
イザナギが火の神カグツチを切った時に生まれた神とされる水の神です。
拝殿から高みにある本殿を仰ぎ見る~別世界の雰囲気!
降りてきました。何とも言えない力強さと風格のある感じの波動。
下社の拝殿から背後の山の中腹にある本殿へ向かって、急な角度の数十メートルの石段が続いているのを見上げることができ、本当に神々しいひきしまる感ありです。
【上社】
上社は平成10年3月までは吉野川の河畔に樹木を茂らせた場所に鎮座していたそうですが、大滝ダムの建設に伴い神社が水没することになり、山の中腹である現在の地(奈良県吉野郡川上村大字迫167)に遷座(移転)したのです。
高龗神(たかおかみのかみ)祭神は『龍神さま』ともいわれいて
古来から祈雨や止雨の神様として崇敬をあつめていたようです。
平成10年3月にこの場所に遷座されているので建物は全て新しいです。
【中社】
中社の御祭神罔象女神(みづはのめのかみ)は、水一切を司る神様で水利の神・雨の神として信仰され、降雨を又長雨の時には止雨を祈るなど水神のご加護の役割を果たしています。
【叶えの大杉】
樹齢1000年程、樹高51.5m、幹廻り7.1mの杉の古木で大杉の幹に両手を当て願えば御神威が授かると言われています。
【相生の杉】
樹齢800年程の杉の大木が相対するよう真直に聳え立っています。"相生の杉"と呼ばれ、夫婦円満・延命長寿の御加護があると言われています。
天川神社へと続く道沿いにある丹生川上神社、吉野の山深い霊気に満ちたパワーと神秘さに感動するような旅路でした。水の神様である丹生川上神社の下社・上社・中社とまわり、ご神気あふれる時間でした。中社の前を流れる高見川、さすがに水の神様に守られる川、吉野の水辺の美しい景色が広がっていま す。
*丹生川上神社 下社 奈良県吉野郡下市町大字長谷1-1
(下社から上社は33.5kmくらいです)
*丹生川上神社 上社 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
(中社から上社は22.5kmくらいです)
* 丹生川上神社 中社 奈良県吉野郡東吉野村小96
☆★~旅は天川神社へと続きます~★☆