できないのは足りないせいではない

オリンピックの選手とか、いまやっているウィンブルドンでも良いですけど、
世界一流のプレーヤー、特に個人競技の選手を見てると
試合直前に、よく自分の世界に入ってる姿を見るでしょう。

あれって、普通の仕事でやるとマズイんですかね~。

あの人たちは、最高に実力を発揮するために、例えば好きな音楽を聞いたりして、
自分の流儀でリラックスかつ集中して、試合に臨んでいます。
一瞬の集中力の欠如が、命を落とすことに繋がるような競技もありますよね。

普通に仕事している人たちはどう?
そんなに特別な実力はないから、集中して臨むと、へん?
別に命がけじゃないし…
(いやいや、本当は命がけの仕事とか、人の命にかかわる仕事とかいっぱいありますよぉ~)


学校とかの試験のときに、
あーっ、これ知ってるんだけどなぁ~、答えが出てこない…
あーっ、これ見たことあるよなぁ~
どうするんだっけ…

って、なったことないですか?

この
これ知ってるんだけどなぁ~
とか、
これ見たことあるよなぁ~
っていうのは、
脳の中には、ちゃんとインプットされているっていうことじゃない?

そう。ちゃんとインプットされているんですよね。

でも、試験とかでアウトプットする場面になった時に、
上手くアウトプット出来なかった…っていうことじゃないでしょうか?

だから、どれだけリラックスしてアウトプットできるかがポイント。

普通ここで陥りがちなのは、きっとインプットが足りないんだと思い、
もっとインプットに力を入れてしまうケース。
単純に、試験ができなかったのは勉強が足りないからだと思い
さらに詰め込もうとして勉強に励むことなど。

そうではなくて、
アウトプットが悪かったのだから、今持っているものを
上手にアウトプットできるようにするトレーニングが大事なのです。
上手にアウトプットできる状態に自分を持っていく。
リラックスして、集中して。

そしてそのために何よりも重要なのは、自分を信じること。

そう、既に必要なものは自分の中に持っているんだ!
必要な学びや経験は、もう充分に行ったんだ!
と思うこと。

人生の様々なつらいことや試練も同じだと思うのです。
既に必要なものは自分の中に持っている。
だからこの状況(試験)に遭遇しているのだ!

足りていないという思い込みから解放されること。

ということじゃないですか。

でも・・・
一人ひとり、それぞれにそう信じることができない理由があるかもしれません。
その理由には、すでに意識しているものと、
まだ意識していないものとがあるかもしれませんね。

その辺を明らかにすることができて、
あぁ~、だから○○な経験をしているんだ!
あぁ~、〇〇に向き合っていなかったから××なんだ! 
などなど・・・

今ある自分に自信を持つことができて、
その自信を背景にリラックスして、集中することができれば
何でも実現できる自分、魔法使いへの道が拓かれるのでしょう。

みんなが一流のオリンピック選手のように
リラックスして、集中してそれぞれが何かをやりだしたら…
世界はきっと劇的に変わりますよね!

『魔法の学校®』では、

そんなお手伝いができたら素敵だなぁ~と、思っています(^^♪


    by Legolas