日経ビジネス2017.02.13号から気になる記事をピックアップ。
【時事関連の記事】
「特集」行きたい大学がない をピックアップ。
立教大学総長 吉岡氏の記事が印象に残った。
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大学を減らすとか文系廃止なんてことを進めていけば、明らかに日本の教育レベルは下がるし、日本の産業の力も落ちていく。
欧州がいまだに何だかんだ言いながら、それなりに強いのは古典や伝統を大事にしてきているから。
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日本を知らない人間が世界に出て、日本を語れるのか。
日本語がきちんと出来ないのに、英語を共用語にして大丈夫か。
などは、よく耳にするかが、吉岡氏の意見が非常にしっくりきた。
【経営に関するの記事】
「敗軍の将、兵を語る」から、レオパレス21への集団訴訟の記事をピックアップ。
サブリースとは何かを学んだ。
サブリースはオーナーにとって、管理が不要になったり、収入が安定的になったりとメリットがある一方で、
事業者側に主導権を握られるなどのデメリットもあることがわかった。
気になったのは、レオパレスは30年間サブリースをしているようだが、今回のように訴訟になったのは初なのかだ。
事業売上や利益、企業の経営状況、また、サブリース事業者の他者状況など。
オーナーが判断できる材料はなかったのだろうか。また、何を基にして、オーナーは賃料が確証されると判断できるのだろうか。
自分がオーナーだった場合に、サブリース会社をどう選定するかが気になった。
*** 参考にしたサイト ***
・サブリースとは
・レオパレス21、オーナー100人が提訴検討 「10年間は賃料不変」と契約したのに...
・レオパレス21の家主100人超が集団訴訟へ
【人に関する記事】
「編集長インタビュー」から、日本バスケット協会川渕氏の記事をピックアップ。
やはりこの方はかっこいい。
Jリーグ、バスケットと日本のスポーツの発展に貢献しているだけでなく、ビジョンを語る力がものすごいと感じる。
Bリーグの設立にあたっては、バスケットは素人でありながら自身で考えてどうにかできる部分は徹底的に考え、
自身ができない、そして、人に任せらえる部分は他の人に委ねて実行を進める。
この人に委ねる力があるからこそ、周りの人は信じてついていくのだろうか。
また、記事から、新たなことやこれまでダメだったことを変えていく際は、巻き込む人が誰かを見極めることが重要だと学べた。
バスケットが日本に浸透しなかったのは、担当者レベルによる交渉であったからで、川渕氏は知事や市長など自治体のトップと交渉をし、
地域とししてバスケットが発展することを伝えていったようだ。
キーマンは誰なのか。これを早く定めて動くこと。