。  このことに気づいたBethesdaは,早速Greenberg Brothersから権利を再取得。THQから請け負ったNES版「Home Alone」と並行して,戦国IXA RMT,「The Terminator 2029」の開発をスタートした(余談だが,Bethesdaが開発したNES版Home Aloneは,「グーニーズ」のゲームを意識して作られたものらしい。個人的にはHome Aloneゲームの中で最も完成度が高いのは,BethesdaのNES版だと思う)。  映画ターミネーターは,1984年のLAが舞台。サラ?コナーという女性を抹殺すべく,45年後……すなわち2029年の未来から送り込まれたターミネーターと,サラ?コナーを守るべく,同じく未来から送り込まれた兵士カイル?リースとの戦いが描かれている。もちろん,The Terminatorも同様のストーリーだ。  一方,The Terminator 2029は,2029年のLAを舞台に,サラ?コナーとカイル?リースの息子であるジョン?コナーが,諸悪の根源ともいえる軍事用コンピュータ「スカイネット」に立ち向かうという内容になっている。  前作では,Bethesda創設者のChristopher Weaver氏がプロデューサーを務めていたのだが,本作はBethesdaに入社したばかりだが,映画の大ファンだったというVijay Lakshman氏がプロデューサーに抜擢されている。  やはりファンの発想力はたいしたもので,Lakshman氏はジェームズ?キャメロン監督ですら思いつかないようなアイデアをポンポン投入していき,「人類がターミネーターと戦うには,コンバットスーツが必要!」という結論に達した。  そしてゲームは,パワードスーツを着て戦闘に臨むレジスタンスのジョン?コナーが,2029年のLAを舞台に暴れまくるという壮大な設定のアクションゲームとなったのである。  ステージが進むと,腕や肩などに武器を装着できるようになり,手強いエンドスケルトンT-800との真っ向勝負が楽しめる。映画ではひたすら非力な存在として描かれていた人類に,フラストレーションを感じていた人も,この設定には溜飲を下げられるだろう。  ちなみにこのパワードスーツ,デザインは確かにカッコイイのだが……なんとなく「スター,カバル RMT?ウォーズ」のボバ?フェットにも見えるような。  それはさておき,The Terminator 2029は一人称視点が採用されていて,映画さながらの緊迫感と緊張感をプレイヤーに与えてくれる
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