川内博士 | きつねの部屋ブログ版

川内博士

川内博士(かわうちひろし)といってもほとんどの方はご存知ないだろうが、彼は鹿児島1区選出の民主党衆議院議員である。


あまたいる民主党の議員の中でわたしが注目したのは、テレビ番組によく出演してわけのわからないことをゆうやつだなぁとおもったから。


民主党の政権交代前から「TVタックル」等で、民主党が政権をとったら絶対に世の中よくなる、と主張。

ところが政権交代をしてマニフェストに破綻を生じても、反省することなくいまだマニフェストは実現できるといってはばからない大馬鹿者である。


民主党内の立場は小沢グループには属していないが非常に近く、現野田政権とは距離がある。


が、ものいいは激しくはなく、なんか小物感が充満していて、見ていてかわいそうなくらいの小心者に映る。テレビ番組内でも自分の発言の反論をされると、手を小刻みにうごかし落ち着きなく見える。


できます、できますといっていたマニフェストができないといわれても、「それはやり方がまずいからだ」、「マニフェストは国民の夢だ、それを潰してはいけない」、「マニフェストをなくしたら政権交代の意味はない」とテレビに出てくるたびにそう主張するまったく現実を把握していない態度で終始する。

結果的にみてマニフェストの実現は不可能であるということを認めようとしないのは、アホだ。


なぜ彼がここまでマニフェストにしがみつくのかは、ひとつに選挙にそう強くないからだ。

選挙区選挙では勝てず、比例で拾ってもらったことが過去2回、その政権交代のときにやっと選挙区で勝った。


その経験から今絶対に解散をしてほしくない。野田政権の意向が解散ならば是非ともこれを阻止したい。ということで解散を望まない小沢元代表に近い人たちと行動をともにするようになり、彼らグループの人間たちの真意はどうなのかはわからぬが、小沢親分がマニフェスト尊重なので一緒になってマニフェスト、マニフェストといっている。いうことで逆に選挙に不利になるかもしれないが、上げた旗は下ろせないということだろう。


正直川内氏は小沢元代表に頼りきっている子犬の一人ということではある。


「嘘つき」とマニフェストが実現しなかったことをテレビ番組内でなじられても色をなして反論するが、顔をみていると実は自信のなさがありありと浮かんでいて、やっぱり子犬といわれてもしかたない小物だとおもわせられる。


こういうのが何人もいるので民主党はダメなんだがなぁ。


彼はこうもいっている。

「野田総理が小沢グループに民主党からでていて欲しい気持ちがあるときくが、正当性があるのはマニフェストを守ろうとしているわたしたちだから、野田さんが自民党に行けばいい」。


一般的にいって、小沢元代表はそう国民の支持を得られているとはわたしはおもわないのだが。


どっちにせよ、衆議院選挙となったら民主党は大幅に議席を減らすことはまちがいがない。

いつまでも夢物語のマニフェスト主義をとっている川内博士氏も覚悟を決めたほうがいいだろう。


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ウィキペディアより