【福岡地裁ほか】2016年11月1日一斉提訴の御報告 | 全国B型肝炎訴訟九州弁護団ブログ

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 11月1日,福岡地裁,熊本地裁,鹿児島地裁で一斉に追加提訴を行いました。今回の提訴では,福岡地裁において,B型肝炎ウィルスによって腎不全になったという新たな病態での提訴を初めて行っており,今後の行方が注目されます。

 なお,2016年11月28日(月)午後1時10分から,弁論・和解期日が行われます。この日は,慢性肝炎の除斥期間の起算点を争っている原告2名について,原告本人尋問が行われることになっておりますので,応援のための傍聴をよろしくお願い申し上げます。


*福岡地裁 原告61名(被害者52名)。福岡地裁における原告は,2325名(被害者数2059名)になりました。

 ・無症候性キャリア   21名
 ・慢性肝炎       21名
 ・肝硬変(軽度)     1名
 ・腎不全         1名 ←全国初提訴
 ・肝がん         6名
 ・死亡          2名

*熊本地裁 原告18名(被害者18名)
 
 熊本地裁における原告は,288名(被害者数260名)になりました。

*鹿児島地裁 原告2名(被害者2名)
 
 鹿児島地裁における原告は,328名(被害者数288名)になりました。


 B型肝炎九州訴訟原告団・弁護団は,今後も1日も早い和解成立に向けて努力していく所存です。どうぞ,応援をよろしくお願い申し上げます。

(弁護士 石本恵)