京都市交通局の西日本車体バスについて調べていたら遅くなってしまいました、すみません💧。
三条京阪前からは市バスに乗り、京都駅前に着きました。京都駅前からは市バスの急行 京都水族館・梅小路公園行きで京都鉄道博物館へ行きました。
この写真は京都水族館前で撮影しましたが、息子:響輝の視線の向こうには京都鉄道博物館があります。
昨年夏に、梅小路公園内に展示公開されている京都市電のなかで前回見学をし忘れた京都市電935号車を見に行きました。
この車輌につい詳細は1月11日のやまやブログを御覧下さい。
京都市電の中で最後までツーマンカーで残った900型4輌(932 ~ 935)のうちの1輌で、錦林車庫で活躍して烏丸線廃止に伴うツーマンカーの運転終了により1974年に廃車となりラストナンバーの935号は交通局の保存車に選定されて保管されていたものです。
2014年3月からは梅小路公園にて公開展示されています。
935号車の車内には写真や資料が展示されており、クラシカルな京都市電スタイルながらもカバー付蛍光灯を採用しています。900型の一部は扉を移設してワンマン化(1900型)され、一部は広島電鉄へ移籍し現在でも稼働していますが冷房化されて室内は大改造されています。
『1着分で2着作れる』とか『ディスカウント』といった今でも聞かれるキャッチコピーが使われているのも興味深いですね。
草が茂る軌条の向こうからクラシカルな路面電車がやってきました。
この電車は日本最古の路面電車:京都市電堀川線は1895年に開業、京都電気鉄道によりパワフル京都駅前ー七条西洞院ー四条西洞院ー堀川丸太町ー堀川中立売間を開業し、後に北野まで延伸します。それぞれ中立売線、北野線、堀川線及び西洞院線として建設され1918年に京都市に買収されました。
京都電気鉄道が敷設した軌条は1,067㎜で他の京都市電が標準軌(1,435㎜)で建設されたので狭軌(narrow)のNを車番に冠して識別しました。梅小路公園には広軌29号車(静態保存)とともに公開展示されています。
英国:デッカー製のコントローラが据え付けてありますが、制御方式は直接制御のままで集電方式以外は現役当時のままです。勿論、釣り掛けモーター音もそのままです。
車内も現役当時のままです。しかし、座席下にはこの電車の電源:リチウムイオン電池が置かれており、外観・室内とも違和感がありません。因みに300円で1日乗り放題の乗車券があります。
前回のおさらいをして、2度目の京都鉄道博物館へ行きました。