2018年6月18日に起こった大阪北部の地震に被災された方へ一日も早い復旧と安心して過ごせる日常をお祈りしております。
観光地として多くの方が訪れる場所で分かった範囲で
壁の亀裂、瓦や灯籠などの落下など損壊報告を地図に『おおよその位置』で記入してみました。
(多少のズレはご了承下さい)
震源に近かった八幡市では家屋の損壊などで
罹災証明書の発行が始まりました。およそ200~300件の申請が報告されているようです。
京都は文化財や国宝の建物や古い街並みが残っている場所が多いです。民家や道路など狭い範囲で密集してあります。
京都市内、東西南北それぞれ大体10キロ位の範囲に観光地と民家がつまっている街です
観光地として毎日多くの観光客が訪れますが観光客の避難場所と言うのはなかなか知らない方が多いです。
特に観光客の多い、清水寺や八坂神社のある東山区と嵐山がある右京区では観光客の安全の確保、一斉帰宅抑制のための
観光客緊急避難広場
が設けられております。
『観光客緊急避難広場』は21箇所です。
住んでる人や通勤通学されてる方もそれぞれ近くの避難場所に避難しますので、どれだけスムーズに避難場所に移動できるかが重要です。
清水祇園エリアおよそ4万8000人、嵐山エリアおよそ2万6000人の観光客が訪れるので、その方たちの主な避難場所が
『観光客緊急避難広場』
となります。
(詳しい避難場所は次回お知らせしますね)
が、何故かあまり知られてません……
知ってる人~挙手
電柱の上の方にひっそりとこのような看板があります。
コレ、東山五条を山科・滋賀方面の東向に撮った写真です。高架に何かあったらどないすんねん
この付近の『観光客緊急避難広場』となっている『京都国立博物館』は右側に道路を渡って歩いて移動となりますが、高架が破損したり落下したりしたら右側に渡れんやんな……
その場合は西側(写真とは逆方向)の高架分岐より迂回して周辺の避難場所に向かうこととなります
それが日が暮れてからや雨や雪だと通常とはまた違ってきますよね
道幅も狭いし電柱電線もむき出し、民家も古いし、交通量多い場所ですし、様々な懸念もあります。
以前、紅葉の時期に普通に歩いていて、マナーわかっていない海外の観光客やはしゃぐ浮かれポンチの観光客が道幅をとったり歩道から突き飛ばされたりして何度か車の接触の危険がありました
歩道通れないほどバス待ちの行列ある場合もあります
通常の混雑時でそれですわ
状況分からない地震に不馴れな海外人観光客がパニックになったらどないすんねん……
……と、実際に歩いて分かることもあります。
写真で紹介したのはおばちゃんの家から近い東山区のみですが嵐山エリアも見なくてはいけませんね……少々家から行きにくいので紹介できてません
現在震源近くではまだ((((余震))))が続いていますが、京都市内は生活も交通もほぼ通常通り動いています。
不必要に怖がる必要はありませんが、警戒に越したことはありません
舞台刀剣乱舞の京都公演もまだ残りがありますし、9月から始まるとうらぶファン必須の京都国立博物館での特別展『京のかたな~匠のわざと雅のこころ~』in京都もあります。
今回の大阪北部の地震では、交通の乱れもかなり深刻でした。何処に何があるかをある程度頭の片隅に留めて楽しく安全な旅行にしていただきたいと思います。
次回、京都市内の
『観光客緊急避難広場』
『広域避難場所』
を全てではありませんが紹介したいと思います。
今まで刀剣乱舞の聖地巡りのご案内をしてきたので、とうらぶ聖地とあわせて参考にしていただきたいと思っています。
続く