サロンカラーとホームカラーの違いについて | 上原 隼 美容室 ushiwakamaru macaron プロデューサーのblog

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ワクワク美容師ダイアリー

昨日は休日にカラーの勉強(^^)
今回のテーマは

「サロンカラーとホームカラーの違いについて」

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市場背景と人口の動向の座学を学んだ後、
実際にホームカラーをウイッグで検証。
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剤型もクリーム状、泡カラー、エアゾールなどなど
色々なものがあります。
市場価格は500円~700円のモノが多いですね。
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実際に使用した感想⬇︎

●ショートヘアー用の容量のため大抵1箱では足りない。ロングだと3箱ぐらい使用する。

●泡カラーは匂いがかなりキツく、家での施術はストレスを感じる。

●匂いが抑えられてるものもあるが、不揮発性(空気中に揮発しないためカラー後のダメージが残る)のためカラー後のきしみ、退色が気になる。

●カラーの明るさのレベル設定がサロンのカラーと逆になってるものが多く、お客様が勘違いをして失敗してしまうケースが考えられる。

●塗布ムラや黒髪が伸びてきた時の馴染みやすさを考慮されてるため、全体的にナチュラルな色味が多い。アッシュ系のカラーはやはり発色が悪い。

などなど検証して多くの学びがありました!

他にも、サロンでは新生毛(伸びてきた部分)と既染毛(既に染まってる部分)を薬の強さ「変えて施術するためダメージが少ない。
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そもそもホームカラーでは明るくして色味を入れる処方のため薬剤が必要以上に強い場合が多いので抜けてきた時の明るさが気になる。

薬剤が強い=ジアミンの量が多い
→カラーによるかぶれの原因の多くがこのジアミンによるものが多いので、繰り返しのカラーを行った場合、その人の飽和量を超えた場合にかぶれが起きるため、長くカラーを楽しみたい人はなるべく弱い処方の薬剤の方が良い。
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総じて、美容師としてお客様が長くキレイを保つためしっかりとした知識を持ち、伝えていくことが大切だと改めて感じました。

どうしてもすぐに染めなければいけない時、
とりあえず明るくしたい時、
など、ホームカラーを否定することはできないのですが、やはりサロンのカラーは圧倒的にデザインの幅もありますし、楽しんで頂けるかなと。
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⬆︎
美容室のカラーチャート
多いものでは200色以上のカラーからミックスするので色々な色味をお楽しみいただけます(^^)

夏に向けてカラーリングをされる方が多いので
是非参考にしていただきたいです!