函館に転勤してきてから一番の楽しみは、桜を見ることなんです。
札幌以北など寒冷地の桜は、花と葉が一緒に芽吹くので、ピンク色と緑が混じり合っているのですが、函館のように花だけが先に咲いてピンク色に染まる光景は、素晴らしいの一言です。
今年も桜の季節がやって来ました。
妻と虎太郎が札幌から遊び(叱咤激励？)に来てくれたので、函館地区の桜の名所をドライブがてら回ってみました。
まず向かった場所は、定番中の定番、五稜郭公園。
五稜郭公園、沢山の観光客で賑わっています。
虎太郎は、ジンギスカンをしている人達に興味津々！
桜と五稜郭タワーを後ろに記念撮影。
北海道は、花見・キャンプ・海水浴・運動会と言えば、ジンギスカンですからね。
公園内は美味しそうな臭いで一杯でした。
この日、今年開城150周年を迎えた五稜郭を記念して、五稜郭にまつわる歴史寸劇が行われておりました。
大砲や鉄砲の空砲を撃つとのことなので、虎太郎は車で待機して貰いました。
新撰組と新政府軍に仲良く記念撮影してもらいました。
公園内に再現して建てられた函館奉行所(今で言う合同庁舎？)の前に梅が咲いていました。
北海道は桜と梅が同じ頃に咲きます。
ちなみに北海道の春は、桜・梅・ツツジなど一斉に咲き始め、冬の間枯山水のようだった山や森も一斉に新緑に包まれて行きます。
五稜郭公園を後にして向かったのは…
函館市柏木町の桜ヶ丘通り。
この通りは、約１kmの通りの街路樹に桜が植えられており、この時期桜のトンネルとなります。
本当に見事な桜を堪能することが出来ます。
更に場所を変えて、
虎太郎もゆっくり散歩できる場所へと…
ぜんぜん人いないねぇ。
五稜郭と比べると全然人がいない四稜郭。
まったりジンギスカンをしている地元の人や城郭の中でサッカーをしている若者がいたりして、わんこと一緒ならゆっくり散歩できて良いかもしれません。
更に向かったのは、函館の隣町、北斗市。
清川の千本桜
北斗市清川に走る道道96号線沿いに約1,000本の桜が植えられており、桜の街道を楽しむことが出来ます。
そして向かった先は…
大野の垂れ桜。
ここは、法亀寺(ほうきじ)と言うお寺の境内に植えられた樹齢約300年と言われている垂れ桜です。
とても大きくて年月を感じさせる桜なのですが、そのイキイキとした姿に感動を覚えます。
別の角度から。
夜は、ライトアップされます。
現在は、北斗市も観光に力を入れ始めたため、この時期は、多くの観光客が訪れるようになりましたが、まだまだ穴場的なスポットです。
まぁ、桜ばかりじゃ腹はふくれないので、ちょっと足を伸ばして甘い物など…
大沼公園近くの山川牧場のソフトクリームなど…
ソフトクリームを食べたがる虎太郎。
妻は、「まるごと牛乳スイーツ」と言う名の牛乳寒を食べていました。
牛乳を寒天で固めて、更に牛乳に浸しています。
皿に残った牛乳を嘗めさせてもらっている虎太郎。
それにしてもやっぱり函館は、桜が綺麗です。
他にも函館公園、辺切地陣屋、ダム公園など桜の名所が一杯あります。
転勤して帰宅できなかったし、せっかくの(否応ない)函館たっぷりディープコースですから、楽しまなきゃ！
七重浜海水浴場は、まだ寒いね。
トラピスチヌ修道院前の市民の森で夜散歩。
ゴールデンウィークは、仕事の関係で全部休むことが出来ませんでしたが、妻と虎太郎が来てくれたお陰で楽しむことが出来ました。