今回の勉強会ではホワイトニング時にまだらになってしまう原因についてしました。


まだらになってしまう原因として大きく4つありました。


★ホワイトスポット(白斑)
これはエナメル質の組織学的構造に何らかの異常や石灰化不全をきたしたものです。
初期のムシ歯、歯のフッ素症などが考えられます。


★バンディング
これは歯の表面に認められる縞模様のことです。ホワイトニングを行ってもこのバンディングを完全に無くすことは難しいとされています。


★エナメル質形成不全
乳幼児の外傷原因で永久歯に減形成が生じることです。


★CR修復歯 (つめものをした歯)
これに対してはホワイトニングを行っても効果がありません。



4つの原因などがある歯をまだらのないようにホワイトニングを行うのは困難ですが、唾液の働きにより約24時間でホワイトスポットだけでなく歯面全体の色が落ち着きます。



更にまだらが気になるようでしたら歯の石灰化が期待できるCPP-ACP配合のペースト(MIペースト)やフッ化ナトリウムジェル(ホームジェル、チェックアップ)などの継続使用をオススメします(*^^*)



ホワイトニング終了後、残存歯質との色調を合わせるためにつめものをやり直す方も多くいらっしゃいます♪
それにより美しい口元となり満足度がアップされます\(^o^)/