今回の勉強会は、患者様から質問があった重曹歯磨きについて調べたことを発表しました。


林歯科では、ホワイトニングの時、調合する一つの成分として使用していますが、
歯磨きに使う事はまだ研究中の為、参考程度に読んでくださいね。


重曹とは、正式名称炭酸ナトリウムでベーキングパウダーとしてお菓子に使われたり、
炭酸ジュースに入っていたり掃除や洗濯に便利だったり胃薬として使われたりと
私達に身近な存在です。


酸を中和する働きがあるので虫歯予防や口臭予防に効果があると言われています。


歯磨きの方法は簡単で柔らかめの歯ブラシを用意していただき、軽く濡らしたら毛の先が隠れる量の重曹をつけて全体をゆっくり優しく磨きます。



重曹の利点は


*安く手にいれることができる
*虫歯の予防ができる
*歯の表面がつるつるする、お口の中がサッパリする
*歯が白くなる

などの声が多くある一方で注意しなければいけないこともあります。



重曹には微量ながらナトリウムが含まれますので、疾患をお持ちの方は注意が必要です。

また、重曹は多少の研磨作用により歯をすり減らすことがあります。
知覚過敏や着色の原因にもなりますので、使用頻度や力の入れ方には特に!注意してください。


今回勉強してみて、重曹の良い点と注意点を学びました。
ご使用になる場合は歯や歯茎を痛めないよう十分注意して下さい。



私自身は、歯科専用の歯磨剤の方が安心してお使いいただけるかなと感じました。


そして、一度実際に試した上で、改めて報告したいと思います。