ちろうさんに誘われてこのイベントに行ってみました。

 

話の内容はトークライブならでは会話も多かったので

あまり詳細については触れませんが

気になったところだけ抜粋してまとめておきます。

 

 

 

・アイドルとしての私と卒業後の私

 

このイベントには元アイドルの東雲好(しののめ このみ)さんが出演していました。

 

アイドル時代のフォロワー数は約2000人いたのが

卒業後の別アカウントでは500人程度だというのです。

 

 

つまりアイドル東雲好は好きだけどアイドルじゃない東雲好は推せないということ。

 

 

そんな話をしていました。

 

たしかにアイドルだから推せるという発想は

自分も否定できない部分もあるのですが、

例えば立花あんなをアイドルだから推してるのか

と言われたそうではないし、

アイドルを卒業しても応援したいなと思うんです。

 

 

では卒業後のアカウントのフォロワー数が

4分の1程度にまで減った理由の一つに

もうステージで見ることができない、

もう会うことができないという

寂しさが強調されてしまうことにあるのではないかと思います。

 

 

一般人となり会えない存在になってしまうと

見るたびに寂しくなるからあえてフォローしない。

 

 

だからフォロワーが増えなかったのは

東雲好さんに魅力がなかったわけでもなんでもなく

単純にヲタク側の都合だということも頭の片隅にあってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

・消耗するアイドル

 

東雲好さんはアイドル時代を振り返りこう言っていました。

 

「学業とアイドルとバイトの生活で毎日が忙しくて何かを吸収する時間が取れなかった。」

 

これがアイドルの現状なのかもしれません。

 

 

仮面女子のメンバーは月に1日休みがあればいいほうです。

 

そのせいもあってなのか世間知らずの子が多い印象です。

 

数多くいるアイドルの中で生き残るためには

他のアイドルにはない独自性を身につけなければいけないのに

新たなスキルを身につける暇もなく酷使させられる。

 

 

オフの日があることもアイドルとしては必要な時間なのです。

 

 

 

・アイドルという肩書き

 

最後の質問コーナーでこんな質問をしました。

 

 

ハ:自分はかつてはモーニング娘。に始まり、AKB、SKEといったメジャーアイドルを好きになってきました。そのときのアイドルのイメージというのは若くてかわいい女の子といった少女性をもった女の子といった感じでした。しかし、最近では地下アイドルなどを見るにつれて客席にダイブしたりする過激なことをするグループやグラビアアイドルもアイドルと名乗っています。アイドルという言葉の定義が広くなってきていると思うんですが、アイドルと名乗っていることでのメリットがあるからアイドルを名乗っているんでしょうか?

 

 

東雲好さんと西田藍さんに答えていただきました。

 

 

内容を要約すると

女優、タレント、歌手というよりもアイドルと名乗ったほうが、それだけで出演できるイベントなどもあり入口が広がるというのです。

 

 

これは仮面女子の桜のどかがアリスに入るときに女優志望で入ったのに

いきなり女優といっても映画に出られるわけじゃない。

まずは知名度を上げること。

そのためにはアイドルとして活動するところから始めてみろ。

 

 

と、せいじ社長に言われてアイドル活動を始めたことと被ります。

 

 

女優、タレント、歌手、モデル

仮面女子には様々な目標を持った子がいますが

その夢を叶える手段としてアイドルがあり、

いわば夢への登竜門的な存在になっているということです。

 

 

お笑い芸人でいうと将来的にはテレビ番組に出ることが夢で

漫才やコントといったネタには興味がなくても

いきなりテレビに出られるわけもなく

まずはネタを磨いて知名度が上げることから始まる。

 

 

そんな感じかもしれません。

 

 

 

 

 

途中難しい話も交えながらも3時間に渡るトークは

おもしろい話ばかりであっという間にすぎてしまいました。

 

またトークイベントがあったら観に行ってみたいと思います。