スバルは8月30・31日の両日、鈴鹿サーキットにて行われたSUPER GT 第6戦 鈴鹿ラウンド「鈴鹿1000km」のイベント広場で、『フォレスター STI tS コンセプト』の展示を行った。
フォレスター STI tS コンセプト
SUPER GTではレースが行われる各サーキットにおいて、自動車メーカーの新型車展示やスポンサーの展示、様々な物販ブースが設けられるイベント広場が展開され毎回多くのファンが集まる。今回の鈴鹿ではスバルブースに見たことのない車を発見した。
スバルのイメージカラーでもあるWRブルーに、ところどころSTIのイメージカラーであるチェリーレッドが配色されたその車は、「STI tS コンセプト」と命名されたステッカーがフロントガラスに貼られていた。
STIの森宏志氏に詳細を伺うと「あくまでもコンセプトモデルであり、お客様の意見を聞くために展示しました。詳しい内容につきましてはお話できません」とのこと。
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クステリアに関してはフロントアンダースポイラーやサイドステップの華飾パネル、リヤアンダースポイラーやブラック塗装が施されたリヤスポイラーなどが特
徴的。タイヤホイールに関してはBBSのホイールにブリジストン TURANZA ER33
245/45R19と言うオンロードタイヤを装着。若干ローダウン化された車両からも感じられるように、オンロード指向が見られる。
また、下回りを覗くと近年スバルの補強パーツとして人気の高い、フレキシブルドロースティフナーやサポートバー、専用サスペンションなどが装備されていた。
インテリアはまだ開発段階と言うことで、ドアオープンされなかったが、ガラス越しに撮影を敢行。ステアリング、メーター、シフトノブ、STIの型押しがなされた専用シートなどが見られた。
販売時期や台数は全く未定とのことだが、森氏は「走る楽しみ、所有する喜びを感じてもらえるように開発していく予定です」と語る。完成度の高さから市販化も近いと見られる同車に期待が募る。