このブログで度々取り上げている”インベスターズガイド”ですが、
先日お会いした元IR担当の方からこんな話を聞きました。
「数年前にIRを担当していた時に作成したインベスターガイドを
決算説明会やミーティングで配っていましたが、
今は、担当が替わり使われなくなりました。
その担当者の下に新たに配属された新人が、
あるセルサイドアナリストとのミーティングに同行した際に、
そのアナリストが、昔作成した古いインベスターガイドを手にしていて、
そのアナリストは「御社を見る際のバイブルです」と言ってましたと、
その新人が教えてくれました。ちょっと嬉しかったです。」
このような話が聞けて、私も嬉しいです。
確かに、この会社の”インベスターズガイド”は70P 位ある大作で、
この”インベスターズガイド”を見ればその会社の大概のことが解るというような代物ですが、
作成したのは結構前ですので、それを今でも活用しているというのは凄いことです。
また、この会社はアナリストカバレッジされるような会社ではないのですが、
(他の小型株全般にも言えますが)
今でもこのアナリストが見てくれている理由(ほんの少しでしょうが)の一つに
この”インベスターズガイド”もあるのかもしれません。