留学中で梨大そばに住むお友達に「地元のお店に連れてって～」と言って連れて行ってもらったお店。
タッカンマリのお店でした。
う～～～、好きなのよね～。タッカンマリ。
夕方からぽつぽつと降り出した雨。
入れておいてもらって言うのも申し訳ないけど、その子の傘が台風でもないのに、おちょこ状態になっちゃってて～。そこへ二人で入るもんだから、もはや形だけ「傘さしてます」ってだけ。
逃げ込むようにお店に到着。
おおっ！かなり込み合っています。
靴をぬいでテーブルに着いたとたんに、さらに人が押し寄せるようにやってきて、広い座敷はあっと言う間にいっぱいに。靴箱に靴が鈴なり状態。
学生街なので、若い子がいっぱい～！
そして、タッカンマリを注文。
そして運ばれてきたキムチ。
これが・・・・
忘れられないキムチ！！！
浅漬けのあっさりなんですが、こんなにおいしいと感じたのは生まれて初めて。
今までにおいしいな、と思うキムチはいくつもありましたが、
ぶっちぎりでナンバー１
にしたい。
一人で一皿空けそうな勢いで、口に入れたとたんに箸を伸ばしたくなる味。
毎日食べたい。
さー、気分が上がってきたわよ～～。
運ばれてきた鍋は火をつけてさらに１０分煮込みます。
ここからはもう、そりゃおいしいわ。
私は何にもつけずにそのまま食べるのが好き。
このスープも一生飲み続けたいくらい。お肉はホロホロとやわらかいし。
そして！愛しのカムジャ！
ラーメンサリもパプサリも頼まず「カムジャサリ」を頼んでしまったくらい。
これが出てきたらもう肉はそっちのけ！じゃがいも、最高。愛してます。
おばちゃんの足元もステキ。靴下のような長靴のような。
あったかそうでいいな。
私も将来は南大門で花柄ファッションにナイロンベスト、サンバイザーだな。
で、待ってる間から食べてる間からどうにも気になるものが。
座っていたすぐ横にあったんですけれども。
店員さんの「タッカンマリ帽」
店内を見渡すと、どうもかぶっている人とそうでない人がいる。
ご主人らしき男性ともう一人の女性のみ。
きっと二人は夫婦だ。おんどり
、めんどり
だ。
もう気になっちゃって気になっちゃって。
かぶりたくて。
で、我慢できなくて、かぶらせてもらいました！
私もにわとりになっちゃった♪
厨房の中から女性が笑ってますが。
このご主人がまた、心づかいの細かい方で、お客さんの折りたたみ傘をきれいに巻きなおしたり、靴を並べなおしたり。
もちろん、鶏肉のカットもしてくれる。
すっかりこのお店のファンになっちゃった。
最後に、「ここはなんていうお店ですか？」と改めて聞いたら
「タッカンマリ」
「え？そんだけ？」
「タッカンマリ」
あ、そう。電話帳とか、大丈夫なのかしら。そんだけで。
いいお店に連れて行ってくれてありがとうね～！Aさま。