こんばんは。

 

この時期、リンゴ畑作業が立て込んできて

気が付けば

家にいる時間よりも

リンゴの木とにらめっこしている時間の方が

多くなっていたりします。

 

早生品種の収穫は、ほぼ終わって、

そろそろ中生種のはしりの収穫の始まる頃。

「つがる」や「きおう」が終わって、

「紅玉」は収穫の最盛期。

同時進行で中生種から晩生種の「ふじ」は

有袋の袋剥ぎやら、つる回しやらも同時並行で作業。

早生の「ひろさきふじ」の収穫も

まもなく始まるので、

それはそれは、目の回るほどに忙しい。

 

2か所のリンゴ畑をハシゴしてお手伝いをしているのだけれど、

義弟のリンゴ畑は、津軽地方にある岩木山の北麓にほど近い場所。

自動車専用道や高速道路を併用しても、片道3時間近くかかる。

そこまで時間をかけても出かける理由とは・・・

 

          「人」です。

 

義弟と義妹夫妻と彼らの子供達に会うため。

 

農作業が大変そうだから少しでも力添えを・・・

これも大きな理由の一つなのだけれど、

ワタシら夫婦が仕事で大きなストレスを抱えてしまった時、

「自然の中にいれば、少しは気が休まるかもよ?」と誘ってくれて、

それから毎年お邪魔してる。

 

これだし、↓

 

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これだし ↓

 

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これだし ↓

 

 

これだし ↓

 

 

これだし ↓

 

 

これだもの ↓

 

 

 

もうひとつ「自分の居場所」を見つけたようで

本当に嬉しかったし、本当にありがたかった。

黙々と作業をしていると、

気づかないうちに頭の中が空っぽになって

作業のこと以外、何も考えないでいられる。

 

ここで作業の方法や手順やコツを

彼らにいろいろと教えてもらえたおかげで、

自宅のある南部地方へ帰ってきても、

こちら地域で他の人のリンゴ畑でも働くことが出来た。

(※リンゴ開花から収穫までのシーズン限定)

「作業の基本的な部分」は

弘前仕込みで既に身についているので、即戦力に。

そして、その仕事先の畑も「自分の居場所」になった。

 

ついでに、

津軽の畑へ手伝いに行く際に利用している宿泊施設。

空室状況次第でいくつか使い分けているのだけれど、

その双方のフロントさんや

食堂スタッフさん達に覚えられしまって

まあまあまあまあ世間話に花が咲く。(汗)

津軽弁も大分覚えました・・・、って、

ほぼ空気感染のような感じです。

 

で、手伝いが終われば
再び3時間ほど車を走らせて自宅へと帰ってくる。
ここが本拠地。
帰ってきていい場所。帰りたくなる場所。
ずっと帰りたくなる場所であり続けて欲しい場所。
そのくせ、
また数日もすれば、あちこちのリンゴ畑のことが気になって
また出かけてきちゃう。
 
自分がいてもいい場所が、
自分が自分のままでいてもいい場所が、
いくつもあるのって、
本当に有り難いことだと思います。
 
まぁ、そうであるのは、
その場所に一緒にいる人が、
大なり小なり、そういう状況を許してくれているからこそ。
コレを忘れては絶対にダメです。
もし、自分自身が相手に対して、そういう状況を許さなければ
その時点で、そこはお互いが快適にいられる居場所ではなくなる。
なぜなら、それはエゴでしかないから。
これをお互いにわかっている人同士だからこそに
居心地よくいられるという事実があるんだもの。
 

 

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 ↑ この品種の収穫は、もう終わったけれど、次の収穫、楽しみだな。
    今年もおいしいリンゴができてるよ。
 
長男もリンゴ畑へ連れて行きたかったな。
実家にひとりで戻ると、やたらと多弁になる長男。
相手が私達だからこそに話したいことが
もっともっと、たくさんあっただろうに、
あの話の続きを聞きたかったな・・・。
 
今日も、中学校時代の元担任の先生から
御供が届いたよ。
忘れずにお礼を言っておくからね。  
 
さ、そろそろ寝るべ。
へば、おやすみ。zzz

 

 

帰りたくなる場所

 

 

 

 

 

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