子供に教える大切なこと(8) 食事と学力の関係
子供に教える大切なこと(3) 読書しても「読解力」は伸びない
子供に教える大切なこと(7) 算数って難しい! いろは みゃあ進数
「朝食をしっかりとうろう!」
これは、よく言われる事ですよね。
では、食事と学力の関係って本当のところどうなんでしょうか?
こちらの本から引用させていただきます。
横浜市教育委員会の学習状況調査だそうですが
「学校へ行く前に朝食をとりますか?」
という質問と、その子供の正答率です。
・朝食をかならずとる ・・・・ 66.6%
・朝食をたいていとる ・・・・ 58.1%
・朝食をほとんどとらない ・・・・ 50.0%
明らかに朝食をとった子供の正答率が高いです。
また、一見関係ないようですが
広島県教育委員会調べによる
睡眠時間と国語、算数の平均点の関係は
・睡眠時間4時間 ・・・・ 52点/53点
・睡眠時間5時間 ・・・・ 62点/64点
・睡眠時間6時間 ・・・・ 66点/70点
・睡眠時間7時間 ・・・・ 70点/74点
・睡眠時間8時間 ・・・・ 71点/74点
・睡眠時間9時間 ・・・・ 70点/74点
・睡眠時間9時間以上・・・・ 65点/68点
7~9時間睡眠が、最も学習に適している事がわかります。
さて、この朝食と睡眠時間を踏まえて
「風車の理論」というのがあるそうですが
朝ごはんを食べる
↓
体温や血糖値が上がる
↓
自立神経の働きがよくなる
↓
勉強や運動に集中できる
↓
早く眠れる
これの逆が
朝ごはんを抜く
↓
低体温でボーッとする
↓
自立神経がうまく機能しない
↓
勉強や運動に集中できない
↓
成績が悪くなり塾で補おうとする
↓
帰宅時間や夕食が遅くなる
↓
睡眠不足になる
つまり、子供を伸ばしたいと思えば、
「早寝・早起き・朝ごはん」が基本な訳ですね。
では、朝ごはんをしっかり食べればいいかというと
それだけでは無いのです!!
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少し古いデータだそうですが
1食あたりの摂取食品数と学力テスト偏差値の関係は
・摂取食品数 3.9以下 ・・・ 偏差値48.9
・摂取食品数 4~5.9 ・・・ 偏差値51.4
・摂取食品数 6~7.9 ・・・ 偏差値53.9
・摂取食品数 8~9.9 ・・・ 偏差値55.4
・摂取食品数 10~11.9 ・・・ 偏差値56.7
・摂取食品数 12以上 ・・・ 偏差値61.2
1食あたり12品目以上摂取している子供の偏差値は
61を超えています。
言い方をかえると、いいかげんな食生活をしている子供は
学力が低く、多くの食材をバランスよくとっている子供は
成績がよいということですね。
決して贅沢をするというのではなく、1日3度の食事で
いろいろな食材を、バランス良く摂取する必要が
あるという事です。
そこのお母さん!
食事で手を抜いてちゃ子供は伸びませんよ!!