過去のCM作品の映像を見るとその斬新さから素人目にも才能ある人だということはわかりますが、それだけでなく、彼のツイートがウィットと親しみやすさにあふれていることから、頭が良く人柄も優しい感じがうかがえて、個人的に応援したいと思っている人です。
以下、これから追加修正もあると思いますが、興味のある方はどうぞ。見にくくてすみませんm(_ _)m
カール(・エリク)・リンシュ
Carl Erik Rinsch
• CM監督、映画「47 Ronin」監督 [1]
• RSA(リドリー・スコット・アソシエート)LA オフィス所属 [2]
<経歴>
• 1977又は1976年[3] LA生まれ[2]
• 14歳のとき初の映像作品をNew York及びTellurideのフィルムフェスティバルに出品[2]
• 18歳のとき二つ目の作品をBerlinのフィルムフェスティバルに出品
• Brown 大学卒 Art及びEnglish専攻 [2]
• 大学在学中にRolling Stones Magazineのフォト・ジャーナリストとして働き、シェリル・クロウ、Devoなど数々のアーティストを撮影[2]
• 2000年11月、23歳の時RSAと契約[3]
• 以降、CM監督として活躍
作品例[4]
NIKE、Audi、ハイネケン、Earthlink,、Motorola、Toyota、Ford、Mercedes、Sprite、ESPN、Kia、など
• 2009年「47 Ronin」の監督として決定したと米国で報道される。
• 2010年、Philips社とRSA協働によるショート・フィルム競作プロジェクト「Parallel Lines」(*)に出品された「The Gift」で高い評価を得る。[5]
*選ばれた5人の監督が競作。作品の条件として、①3分以内、②できるだけ映画風、③以下のセリフ(What is that?', 'It's a unicorn', 'Never seen one up close before', 'Beautiful', 'Get away, get away', 'I'm Sorry.')を使用し、他のセリフを使ってはならない。
The Gift: http://www.youtube.com/watch?v=XOZkLIwbRrw
• 2011年3月~7月 ハンガリー、ロンドンで「47 Ronin」撮影
<映像スタイル>
• 47Ronin公式サイトでは、「ハイクオリティのCGと、徹底的にアートディレクションされた映像、その両者が高いレベルで融合」と紹介されている。
• The Giftについてのインタビューでは同作品に見られる通り、テクノロジーが大好きで、機械を多く採り入れた、SF的な世界が好きだと語っている。
<エピソード>
• 47 Ronin世界発表記者会見の写真でわかる通り、かなり長身。ネット記事[3]によると、13歳のとき靴のサイズが既に12(約30cm)だった。それがきっかけで、近所の老婦人から、亡くなった夫も足が大きかったからと言って形見のカメラ Hasselbladをプレゼントされる。その中に入っていた亡夫撮影のフィルムとともに今でも大切にしている。[3]
• 47 Roninが長編映画(=feature film)初監督となるが、最初の長編映画が決まるまでには紆余曲折がある。師匠のリドリー・スコットが撮影した「エイリアン」の続編の監督候補に名前が上がっていたが、結局同作品はリドリー・スコット自身がメガホンを撮ることとなった。また、SF映画「Logan’s Run」のリメイクの監督も予定されていたが「47 Ronin」の撮影に専念するためにこちらも降りることとなった。また、CMやショートフィルムで実績があるとはいえ、長編映画は初監督となる彼に予算2億ドルとも言われる大作である「47 Ronin」を任せるのは異例であり冒険であると報じられている。[*]
• 「日本で生活したこともある」、と2010年10月の「47 Ronin」オーディション前のニュースで紹介されているが、詳細は不明。[6]
• これが自分の正体だと言ってアップした現在のツイッターのアイコンは猿の写真
• 監督としての実力・評価に加え、師匠の娘との交際も報じられ、リドリー・スコットの後継者と噂されている。[*]
<Jin Akanishiとの関わり>
• 赤西仁の47 Ronin出演が日本で報道された際のニュース記事では、「殺陣や乗馬のトレーニングを積極的にこなすなど、役への並々ならぬ情熱に、メガホンをとるカール・リンシュ監督『主税役は彼しかいない』と絶賛している。」とされている。[7]
• キャストに勧められてツイッターを始めたとき(正確には出演者のアカウントを借りてつぶやいたとき)のつぶやきは赤西に向けてのものだった。それを受けて赤西は監督の初ツイートが自分宛てで光栄だとリプしている。
• その後も、自分と赤西の2ショットを「新しいプロフ写としてどうかな?」とアップしたり、クランクアップ時には浅野、柴咲らと共にJinに対してもねぎらいと賞賛のツイを、さらに打ち上げパーティのとき赤西と一緒の集合写真もアップした。
• 赤西の演技について中傷する日本の芸能タブロイド記事がツイッタで流れた際、英訳のRTでその事を知り、あのような記事は全くの嘘だ、映画が公開されればわかる、と否定した。
• 撮影終了後は、Jin AkanishiのMusic Videoについて何か考えているようなつぶやきがあり、その後赤西と一緒に靴の写真を使ってツイッターで実験を行うなど、歌手Jin AkanishiのMVに関与する可能性をうかがわせることもつぶやいていたが、現時点では何らそれに関する発表はない。
[1] 映画「47 Ronin」日本公式HP
http://47ronin.jp/ Introduction, Staffに紹介文、Announcementに世界発表記者会見時の映像あり
[2] RSA 公式サイト バイオグラフィー
http://www.rsafilms.com/company/rsa-usa/director/carl-erik-rin
[3] Boards「Young Gun Carl Rinsch Signs with RSA」(2000.11.9)
http://www.boardsmag.com/articles/online/20001109/rinsch.html
大学を卒業した23歳のカールがRSAと契約した時のネット記事。18歳の時に撮影の資金集めのために下水管の内部を撮れるマイクロカメラを発明した話、13歳の時に近所の老婦人から夫の形見のカメラをもらって今でも大事にしている話などが書かれている。
[4] 過去のCM作品が見られる主なサイト
RSA 公式サイト Showreel
http://www.rsafilms.com/company/rsa-usa/director/carl-erik-rinsch
47 Ronin 公式サイト News
http://47ronin.jp/news/index.html
[5] Pocket-lint「Interview with Carl Erik Rinsch – director of ‘The Gift」
http://www.pocket-lint.com/news/32585/interview-with-carl-erik-rinsch
[6] スポニチ「なんと!キアヌ主演で『忠臣蔵』リメーク」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/10/02/01.html
[7] 映画.com「赤西仁、ハリウッドデビュー 『47 RONIN』でキアヌ親友役」http://eiga.com/news/20110414/2/