畑とねこと子どもたちと3
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今日はうれしいことがいくつもありました。

先生方が授業の中で私がつくったプリントを使って下さったこと。
2年生の先生は、大きな時計の図に針を自分で書きながら、1時間前や20分後を求めるプリントを使ってくれました。

自分で針が描けないと(本当は時計から描けないと)時計が分かったことにならないから...

これも何年も前、目盛りが2つしかない時計の絵を描いたり、「1時と1時間って違うの?」と聞いたりした高学年さんたちや、ハム太郎の家からチューすけの家までの道のりにあるものを一緒に楽しくお絵描しきながらゆっくりゆっくり「時間」を習得していった子どもたちから学んだことです。

もうひとりの2年生の先生は、筆算を教える参考にしたいからと、筆算のしくみをお金で描いたプリントをコピーしてくれました。うれしい!

6年生の教室では「力をつける問題」を一問ずつ紙に貼り、図の解説をつけたプリントを先生が黒板に掲示してくれました。

問題を解きながら、分からないことがあると見に行って自力で理解しようとする子どもたちが何人もいて、私や担任の先生は余裕をもって個別指導してまわることができました。

「図で考える」「まず図、次に式」を日常的に子どもたちが目にすることができるといいなと思っています。

そして、5年生の国語の時間におじゃました時のこと。
「おすすめの本」の紹介をするスピーチの練習をしていて、子どもたちの間をまわりながらそれぞれの子どもたちの話を聞きました。

フィリピン出身のNちゃんのおすすめの本は「ハンナのかばん」。
戦争とユダヤ人に対する差別のこと、アウシュビッツの強制収容所のこと、ハンナが13歳で命を断たれたこと。この事実をみんなにも知ってほしいということ。

本を見せてもらうと目に飛び込んできたのが「テレジン収容所」という文字。

ハンナはアウシュビッツに送られる前にテレジンの収容所にいたのですね。

テレジンの収容所では子どもたちのお絵描き教室が開かれていたこと。
子どもたちがその時間だけは日常の苦しさを忘れ、歌を歌いながら、家族と、友人と過ごした楽しかった日々を思い出しながら、絵を描いたこと。ハンナもその中にいたかもしれないね、とNちゃんに話しました。

明日、子どもたちの絵を印刷して持ってきてあげるね、と言うと「お願いします!」とNちゃん、目を輝かせながら言いました。

みなさんも是非知って下さい。

収容所の中でお絵描き教室を続けた先生と、子どもたちの描いた絵のことを。

テレジンを語りつぐ会 テレジン命のメッセージ




この間の土曜日は中1の理科一回目。植物の単元の入り口。

教科書を見ながらどんな学習をするのかを見ていった後、

いきなり「植物の分類」の授業をした。

普通に単元の最後にやるところなんだけれど、全体像を知ってから細部を学習するほうが分かりやすいと思ったので、今年からの新しい試み。

「維管束」「導管」「師管」「単子葉類」「双子葉類」「輪状」「合弁花」「離弁花」などという言葉もさっと説明した。
ここは「さっと」の説明で十分。

授業の後庭に出て、草木や花を見ながら植物学者になった気分で分類してみる。

力持ちMちゃんが根っこを引っこ抜いて、ひげ根か主根•側根かチェックしたり。

「S君が、~す~き、きらい、す~き、きらい」と女の子たちで言いながら合弁花や離弁花かをチェックしたり。(笑)


授業の板書のプリントを家でノートに写してくるのが宿題。

今年の理科のまとめノートは百均のスケッチブック。

絵図を楽しく描くにはやっぱりスケッチブックが一番だ。

問題はもちろん普通のノートに貼って解いていくけれども。


今日、Mちゃんが「描いてきました~♪」とスケッチブックを持ってきた。


畑とねこと子どもたちと3-shokubutsu-bunrui1


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教科書の何ページに写真や図がのっているまで書いている。すばらしい!!


そして、Mちゃん、家にあったコケをかぼっと堀上て持ってきてくれた。^^


畑とねこと子どもたちと3-shokubutsu-kokerui


教科書にのっているゼニゴケ!!うれしい!!

これはプランターに植え替えて育てなくては。(笑)


楽しく勉強していこうね。^^