若山牧水と坪谷 その二
2009年4月26日(日)、日向市東郷町坪谷のひと時
歌人若山牧水の感性を育んだ土地を歩く。
皆々牧水の旅姿に身を包み、なりきって笑顔。
歌人若山牧水のふるさとを行く「なりきり牧水ツアー」です。
JR日向市駅 からバス で約50分、その奥には百済王族が漂着の末に
たどり着いたという神門(みかど) 、さらに上って平家落人伝説の伝えら
れる柳田民俗学発祥の地椎葉(しいば) を控える土地が坪谷です。
全3回に分けてお届けしています。
【画像1】
上☆「野を行くなりきり牧水の一行」
中☆「若山家の墓所」
下☆実に立派な「葱坊主」
野を行く牧水たち。
中には早々と、牧水ばりに呑みはじめる地元のおとっつぁんも。
宮崎にはほとんど日本酒文化がありません。
「焼酎だって日本酒です。」
ま、そんな感じです。
ですので、宮崎の牧水は焼酎で生きています。
【画像2】
上☆「何事か!参加者や地域の方が集まってきました」
中☆「木札に書かれたお品書き」
下☆「宮崎のサンサンとふり注ぐ太陽と水の恵みです」
牧水公園→牧水歌碑→坪谷の展望台→牧水生家→若山家墓所
そして若山家の菩提寺「昌福寺」さんへ。
牧水にまつわる逸話を、大住職から伺います。
そしてお昼ご飯「牧水御膳」が一堂を大歓迎☆
【画像3】
一☆「昌福寺」
二☆「牧水御膳」
三☆「地採れイチゴのスムージー」
四☆「お品書き」
食事の画像は数点写しきれていませんが、野趣溢れる内容です。
今回の牧水ツアーに参加した方には
・牧水なりきり(長着・羽織・帽子)セットAレンタル
・牧水なりきり(竹水筒・竹杖・草鞋)セットBプレゼント
・牧水の里観光ガイド
・牧水御膳
・地元の皆さんからのプレミアム差し入れ
・呈茶
・流しそうめん
・自作杉板の和歌短冊プレゼント
などなどが提供されています。
参加費は 3,000円 なり
さて、一つ一つ単価を付けていったら大変な額になります(笑)
地域の、外来の客を歓迎する気持ち、郷土への愛着そして、
牧水への敬愛がなせるワザといえましょう。
「なりきり牧水」は、道中で和歌を詠むことになっています。
僕も詠みました。
その顛末は次回へと続きます☆
和歌には狂歌、俳句には川柳、伝統文化にゃアングラカルチャー(笑)
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