キンキラキンのキンキンキン | 八洲はねむらない3

キンキラキンのキンキンキン

そうゆう鶏はほほ染めながら今宵の朝へと帰ってゆくのだろう
ホントに小さな幸せが心そろえて水溜りに浮かんだその時
世界はゆるやかな地震によって花がさいたりするんだろう
声をそろえてハーモニーを生んでゆく
それが心のありかたで21世紀にいきている私達にとっての
新しい生き方の一つでもあるのだよ
コオロギが玄関先で朝まで歌うその時間時間
動いて走りざわめくあわただしくすさまじーよな時間時間
凍てつく寒さを突き破りハワイの彼方で歌えたその記憶が
少しずつでも今この部屋に降り注いでいるのではあるが
ヘッドフォンが僕の耳と心を引き裂いてゆくように
回りまわるレコードプレーヤーがいつもぼくのそばで眠ってくれるように
畑のダイコンの芽が刻々と育ってはゆくように
空気が沈み酸素がとてもじゃないけれど増え続けてゆく
こんな今宵に始まる指先のダンスは必ず夜明けと共に星に帰りだす
僕らが生きているこの世界とはまるでそれはバビロンのダンスの輪の中で
焚き火の歌もフルーツもそこにはなかなかないんだねえええ
きんきらきんのきんきんきん
きんきらきんのきんきんきん
時計はねむらず夢見てるいよいよ秋が深まった。。