やっと峠から家まで帰ってきたウェイバー君。アインツベルンの森からは三山まで相当歩いたと思う。

そんなウェイバーを待っていたのはグレン・マッケンジー翁。チョーさんと一緒に星を見よう。最近天体観測流行してるしね!でも宙のまにまには流行しなかったよね!

髪サラサラで乙女ちっくなウェイバー君。孫の朝帰りとか意味深なことを言ってるおじいさん。しかし、お爺さんの誘導尋問にひっかかってしまった。すでにウェイバー君の暗示は解けていた!バレた理由は、ウェイバー君が優しすぎたことだ。魔術師として三流の所業だが、それでもウェイバー君の人間味を感じる。

しかし、ウェイバー君は聖杯戦争の真っ最中。それがなぜかはわからないが、人生を振り返ってみたら命をかけるほどのことなんてそうありはしない。そんなグレン老人の言葉がウェイバー君に刺さる。こんないい話なのに死亡フラグっぽく感じるのは虚淵のせいだ!

やばいわー!40時間寝てないわー!と独り言中の切嗣。そして同じ状況のセイバー。2人とも憔悴してるがやっぱり言葉は交わさない。近親憎悪って怖いよね。

言峰に拉致られたアイリ。彼が隠れていたのはキャスターの工房だ。切嗣すらさすがに見抜けない陣地作成Bスキルの持ち主が作った場所。

言峰は切嗣にシンパシーを感じていたようだが、アイリは完全否定。空虚な人間と理想に埋もれた人間の違いがある。恒久的平和を求める優し過ぎるのが切嗣だ。綺礼にとっては最悪の答えである、その返礼はアイリの首をへし折ることだった。

ホメロスを熟読するイスカンダル。いよいよ決着が目の前に迫り眠れないようだ。ここに残ったのは本当に強いものということだ。ってランサー否定されちゃったよ!ディルムッド涙目だよ!そこへ魔術による狼煙があがる。これは挑発である。冬木市民会館が最後の舞台だ。

愛馬ブケファラスに跨るイスカンダル。しかしウェイバーは動かない。真に強いものが挑む決戦。そこに老人ひとりの暗示すらまともに出来ない自分がいてはいけない。ウェイバーは令呪を使う「ライダーよ、最後までおまえが勝ちぬけ」「ライダーよ、必ずやオマエが聖杯を掴め」「必ずや世界を掴め。失敗なんか許さない」

大事なマスターの証拠を、サーヴァントを使役するための唯一の武器を手放したウェイバー。しかし、いやそれだからこそ馬に乗せるイスカンダル。マスターじゃなくても余の朋友だろう?」ああ・・・なんと気持ちのいい男だろう。戦友2人は共に戦場へ駆ける。

切嗣はいよいよもって言峰綺礼の本質を把握した。理想のない男、ただの魔術師。ならば魔術師殺しにとっては格好の獲物である。万全を以て廃するだけだ。

ライダー組とセイバー組を待ち受けるはギルガメッシュと言峰綺礼、今日は本気モードのアーチャーはライダーを待ち受ける。セイバーは来た場合はバーサーカーが迎撃する。4人のサーヴァントによる準決勝的なところだ。そして綺礼の口からアイリの死亡が確認された。

アイリは看る。娘のイリヤスフィールが聖杯の記憶にうなされるところを、そして聖杯が真っ黒な泥に汚されているところを。アイリスフィールの白い服は真っ黒に染まっている。美しい彼女の顔が暗黒の泥に埋もれていく。これはディルムッドの呪いなのか?いや、もっと大きなこの世全ての悪なのだ。


というわけで最大のライバル2人がお互いを見定めた。綺礼は理想主義者でしかなかった切嗣を見下し、愉悦のために始末することを決意し、切嗣はただの快楽主義者でしかない綺礼を見下ろし、魔術師殺しとして排除することを決意する。お互いが持っていた相手への畏怖も危機感もなくなっていよいよ直接対決へとなだれ込む。舞台は3者3様の決着へ!いよいよ終わりが近い

個人的に切嗣の名台詞畏れることなく、憎むこともなく、侮ることなく容赦なく、ただ排除することを意図するだけだ。がカットされたのは残念。あれ小山力也ボイスで言われると痺れるのになぁw