長い小説を読了したあとには一つの達成感と一抹の寂寥感が残る。
長い時間かかって子母沢寛の「勝海舟」全六巻を読み終えた。
歴史小説には色んな登場人物がでてくるが、その人物のもの考え方が学べる。
そして言葉の宝庫でもある。
濃厚な歴史小説であった。
時間があれば又読んでみたいと思える小説の一つになった。

落語、「目黒のさんま」はチョイ面白くて気にいっている。
今日の晩御飯のオカズ、この季節のサンマは旨かった。
一杯やりながら晩酌相手の嫁に「目黒の秋刀魚」の落語噺の薀蓄を垂れてやった。
噺の落ちは「秋刀魚は目黒に限る。」であるが、嫁に「目黒の秋刀魚より君の焼いた秋刀魚は旨い、それに限る !」と言ってやったら、「はい、フライパンで焼いただけです。」とさりげなく言われた。
秋刀魚の油が滴りうる噺に火がつくと思っていたが、どうも秋刀魚の油で噺が滑ってしまったようだ。

実のところ「旨かった!」は俺の科白。
「美味しかった⁉ ああ嬉しい。!」は愛方の科白、、。

片言だけれど英語を使えるのは面白い。
一応三人称単数のSはわかっているので中学生レベルだとは思う。
先日の事、天王寺の橋の上で困った顔している白人と黒人のお姉ちゃんがいたので"Do you need any help?"と言ってやったら何とか通じた。
見せらた紙切れは全て横文字だったけれどなんとかLet me see と言いながら行きたいホテルの所在がわかった。
黒人のお姉ちゃんは英語も分からず、多分アフリカ語を喋っていたと思ったが白人のお姉ちゃんはアメリカ英語のようだったので何とかやり取りができて 下手な英語でも分かってもらえたと思う。
ひとつええ事をしたなあと思いつつであったがおかげて友達との約束に五分遅刻してしまった。
でもこの事を話したら許してもらえた。




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