議会運営委員会の視察に行ってきました。
船橋市議会でよく人が言う「是々非々」でというのはインチキ。「是々是々」じゃん(笑)。と。

それがまずは最初の感想。下関市議会の議会運営の視察でした。
http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1348971631999/
関谷議長にご無理をお願いして、我々のために時間を取っていただき、直接お話を伺う形にして下さいました。委員各位がそれぞれに感じて下さったと思います。

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そして長崎市議会。
http://www.city.nagasaki.lg.jp/gikai/index.html
これまた板坂議長にお時間をいただきました。更には、井上議会運営委員長にも。

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二市の視察で、二市ともに議長に視察に入っていただくなど今までに無かったことだと思います。ありがたいことです。

議長が視察の冒頭での挨拶をいただくことは多々あるのですが、実際にお話を伺うというのはなかなか機会に恵まれません。私が議運の委員長の際に何度か先方の委員会との意見交換をお願いしてみましたが、実現に至らず、議長間協議で「やっと」という感じです。広報委員会では、大分市議会の正副委員長さんと意見交換があったと記憶をしていますが
…。

私は当選一回目から、全国若手市議会議員の会
http://wakashigi.com
で活動をしてまいりました。佐賀県武雄市の牟田議員と、福島県いわき市の清水議員が呼びかけたことによって有志が集まることができました。どちらかというと私は草創期のメンバーみたいな感じですが、牟田議員は既に議長もお務めになりご活躍です。清水議員は県議会議員を経て今は議員ではなく、市長をお務めです。その発起人メンバー以外にも、議長経験者はもとより、各県の県議会議員、市長、衆議院議員、参議院議員などもいらっしゃるようですが、私が活動していた時期の仲間以外の様子はあまりわからないくらい組織も大きくメンバーも増えてきているようですね。

この会で学んだことは、全国の地方議会(市議会)の運営方法は、千差万別で、実は何につけても「定義付け」はできないものなんだということです。そしてそれぞれの議会の運営方法の「成り立ち」や「経緯」などを聞くことができたことは大変有意義かつ意味のあるものでした。

その経験によって、「議会運営に定説無し」を前提に船橋市議会の議会運営の問題点を捉えるようにしています。「合議の結果」がすべてであるという感じです。そして、ゴールは無いのです。常に変化し続けていくのが議会運営ではないでしょうかね。
今回の下関市議会、長崎市議会の視察を通じて感じたのは、時代は大きく変化しているんだということですね。二元代表制の具体的実践とでもいうのでしょうか。

今回参加の委員各位と議会事務局職員がそれぞれに感じて下さったことに期待したいと思います。