船橋市中央卸売市場は、経営が厳しい状況が続いております。そして、その打開策はなにか? を考えていかなくてはなりません。
今回は、水産物の有名な北陸でしたので、本来は、「市場」をいくつか見たかったのですが、時間の関係上1ヶ所しか視察ができませんでした。


金沢市には金沢市中央卸売市場 がありますが、今回は、いわゆる観光市場を視察しました。有名な「近江町市場」もありますが、これも街中。私のイメージである、港と観光市場のコンセプトに合うのが、金沢港いきいき魚市 です。ここを視察してきました。


ホームページの引用ですが、


いきいき魚市は、石川県内の漁業協同組合さん、漁師さん、産地仲卸人さんたちが、自らセリ落とした魚を直売しているから、新鮮さ・安さは保証つき!
また、魚のことを知り尽くした“魚の師匠”と直接やりとりできるのもこの市場の魅力のひとつです! 美味しい魚の調理法を伝授してもらえたり、その日の網にかかった珍しい魚が思いがけなく手に入ることもありますよ。ぜひ一度、遊びにきてくださいね。


です。


私の観光市場の根本的なイメージは、香港の西貢とかレイユームンとかの地域があるのですが、生簀というか、生きている魚を市場形式の場所で販売し、それを買って、調理してもらって食べる。沖縄にも公設牧志市場というのがありますが、ああいうイメージのものです。それと、日本全国各地にある「おさかなセンター」みたいな販売所です。これが、海が見える港にあることが私のプライオリティとしては一番です。


そういう意味で今回の視察は興味深いものでした。写真にあるように、漁業協同組合の事務所もある。地場産の魚もある。観光客誘致用に添乗員控え室もある。生きている魚もいる。魚の(知識)案内もある。


残念なことには、食堂が「船員厚生食堂」と名前も素人受けしそうな食堂が一つ。満席でした。メニューはあまりにもありきたりのものでしたが。



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市場の外観です。非常に小ぶりな施設です。


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魚のインフォメーション


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添乗員控え室


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生簀
 

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地物の魚、場内の様子


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漁業協同組合の事務所