高度地区変更の方針(案)に関する視察(2)

横須賀市に続いて、新宿区にお話を伺いに行ってまいりました。おかげさまで、どんどん知識の吸収ができています。ありがたいことです。

昨日に引き続きですが、共通していることがいくつもありました。真摯に都市計画を考えており、市長、区長のゆるぎない決断と姿勢で一丸となって取り組んでいること。自分たちで真剣に考え、取り組んでいること。市民、区民のことを第一に考えていること。

細かくご報告を申し上げたいのですが、船橋市の都市計画部でもきちんと仕事をしているわけですから、間違ったことを申し上げるといけないので、少し内容を精査してから、きちんとわかりやすく説明をさせていただこうと思います。

さて、それ以外のことで報告をさせていただきましょう。さすが新宿区。よい意味でも悪い意味でも国際都市TOKYOを象徴するような風景というか、人たちがたくさんいました。横須賀市も米軍の人たちと思われる外国人がたくさんいましたが、今日はどちらかというと、懐かしい言葉がいっぱい聞こえてきました。

時間調整で、資料を読もうと入ったコーヒーショップでは、隣のお嬢さんは、英語で手紙を書いていて、すごいな~と思っていたら、いきなり携帯電話で韓国語と思われる言語で通話を始めました。と思っているうちに、斜め前の女性も、アジア圏の人と思われる雰囲気なのに東南アジア系の言語でやはり携帯電話での通話開始。区役所に到着し、数件の携帯メールを処理するために着席したロビーのソファの斜め後ろからは、明らかに中国語。かなり標準語に近い中国語でした。

視察を終えての帰り道は、少々なまりのある中国語の標準語の女性の携帯電話の通話。横断歩道を渡って、ビルから出てきた3人組の女性は明らかに広東語。雰囲気からすると香港の人ではなく、中国本土の人たちという雰囲気でした。でも、聞こえてくる中国語の中できれいな北京語という感じのものはありませんでした。また巷間言われている福建語は聞こえませんでした。もっと歌舞伎町の奥まで入っていかなければならないのかもしれません。それにしても、聞こえてくる各国語を話している人の90パーセントが女性だったのはたまたまなのでしょうか。

そうそう、それから横須賀市で気になったことが一つありました。市制施行100周年のようですが、その100周年事業に協賛してくださった企業のロゴを庁舎の各入口に掲示してありました。4年前に市役所の広告スペース等について一般質問で質問をした私としては大変興味深いものでした。広告媒体として魅力的なものがたくさんある地方自治体。庁舎、庁舎内床、エレベーター内、階段、公民館等々、有力広告媒体だらけの地方自治体。またいろいろ研究しながら質問をしていきたいと思っています。